ネットワークスペシャリスト 午後 解答用紙 平成29年秋(午後Ⅰ 問1〜3・午後Ⅱ 問1〜2)

平成26年平成27年平成28年平成29年平成30年令和元年令和3年令和4年令和5年令和6年令和7年

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00:00

午後Ⅰ 問1③ SSL-VPN の導入(認証・暗号化・アクセスリスト) (p.2〜7)

p.2p.3p.4p.5p.6p.7

解答用紙

ア
自己採点
イ
自己採点
ウ
自己採点
エ
自己採点
オ
自己採点
暗号アルゴリズム ①
自己採点
暗号アルゴリズム ②
自己採点
ハッシュアルゴリズム
自己採点
30字以内
自己採点
自己採点
カ
自己採点
キ
自己採点
ク
自己採点
ケ
自己採点
自己採点
45字以内
自己採点
自己採点
IPA 公式 解答例・解答の要点
出題趣旨 VPN技術はリモートアクセスのための技術として様々な場面で活用されている。また,幾つかのVPN技術の中でもSSL-VPNは,その使いやすさから多くの場面で利用されている。SSL-VPNは,リモートアクセス技術として,組織外部ネットワークから内部ネットワークへのリモートアクセスに用いられることが多いが,VPNアクセス時の認証や通信の暗号化といったSSL-VPNに備わる機能は,組織内部ネットワークにおいてもセキュリティへの対応用途に利用可能である。本問では,企業の内部と複数企業の間の両方の場合におけるSSL-VPNの活用を通じて,SSL-VPNに備わる認証や暗号化といった基本的な機能とネットワーク機器の機能とを組み合わせた,セキュアなネットワークの構築を行う能力を問う。
 設問                     解答例・解答の要点                   備考
 設問1    ア SHA-1
        イ 1.2
        ウ Client_Hello
        エ Server_Hello
        オ リバースプロキシ
設問2 (1) 暗号アルゴリズム ① ・鍵交換
                       ② ・認証
        ハッシュアルゴリズム メッセージ認証
    (2) 顧客システムは,様々なプロトコルを利用している。
    (3) vNIC
 設問3    カ 内部 LAN
        キ DMZ
        ク 172.16.0.0/16
        ケ 202.y.44.2/32
設問4 (1) ②,③,④,⑤
    (2) 顧客システム構築ネットワークから他社の顧客システム構築ネットワークへの
        通信
    (3) ⑥
採点講評
 問 1 では,企業における SSL-VPN を活用したリモートアクセス VPN 環境構築を題材に,SSL-VPN の基本機
能を利用したセキュアなネットワーク構築について出題した。全体として,正答率は低かった。
 設問 1 は,SSL-VPN の動作とプロトコルの基本について出題したが,正答率は低かった。特に,TLS の安全
性を考慮したプロトコル選定やバージョン選定については,ネットワーク技術者として必須の項目なので,是
非知っておいてほしい。
 設問 2 (1)は,暗号スイート中のアルゴリズム項目の用途を出題したが,正答率は低かった。これは SSL/TLS
に関する基本事項なので,正しく把握してほしい。
 設問 2 (2)は,SSL-VPN の動作方式選定についてその選定根拠を求めたが,正答率は低かった。SSL-VPN の
動作方式について理解した上で問題文全体を読み取り,正答を導き出してほしい。
 設問 3 は,社内ネットワークに SSL-VPN を導入しようとする場合の FW ルール設定について出題したが,
正答率は高かった。
 設問 4 は,特定のセキュリティ要件実現のために L3SW に設定すべきアクセスリストについて出題したが,
正答率は高かった。ただし,L3SW に隣接する FW 設定内容の考慮に欠けると思われる誤った解答も散見され
た。

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午後Ⅰ 問2④ VDI の導入(帯域制御・標的型攻撃対策) (p.8〜13)

p.8p.9p.10p.11p.12p.13

解答用紙

15字以内
自己採点
導入前(一つ)
自己採点
導入後 ①
自己採点
導入後 ②
自己採点
a
自己採点
b
自己採点
c
自己採点
理由30字以内
自己採点
利点30字以内
自己採点
25字以内
自己採点
15字以内
自己採点
ア
自己採点
イ
自己採点
ウ
自己採点
IPA 公式 解答例・解答の要点
出題趣旨 仮想デスクトップ基盤(以下,VDIという)は,情報セキュリティ強化やワークスタイル変革に取り組む企業や組織において導入する事例が多くなっている。VDIの導入では,従業員が利用していたPCのプログラム実行環境をサーバ上で集約管理するので,通信の変化に対応したネットワーク設計が必要になる。また,近年増加している標的型攻撃に特化した情報セキュリティ機器の導入やVDIにおけるマルウェア感染時の対処など,ネットワークも含めて実施する情報セキュリティ対策に関する技術力もネットワークエンジニアには要求される。本問では,VDIの導入を題材に,VDI導入前後における通信の変化を把握し,それに応じた帯域制御方式や標的型攻撃対策に関するネットワーク設計技術について問う。
 設問                      解答例・解答の要点                備考
 設問1    バーストトラフィック
設問2 (1)   VDI 導入前に経由する通信   ファイル転送通信
        VDI 導入後に経由する通信 ① ・画面転送通信
                         ② ・プリント通信
    (2) a 1.25
        b 100
        c 10
    (3) 理由 インターネット通信は本社の仮想 PC から行われるから
        利点 情報セキュリティ対策を本社で集中的に行うことができる。
設問3 (1) プリント通信が画面転送通信を圧迫するから
    (2) 送出タイミングを調整する。
 設問4    ア 仮想 SW
        イ 任意
        ウ C&C サーバ
採点講評
 問 2 では,仮想デスクトップ基盤(以下,VDI という)の導入を題材に,VDI 導入前後の通信要件の把握,
ネットワーク帯域の見直し,帯域制御の設計,ネットワークも含めて実施する情報セキュリティ対策について
出題した。全体として,正答率は高かった。
 設問 2 (1)は,正答率は高かったが,VDI 導入後のシンクライアント及び仮想 PC で行われる通信を,本文か
ら読み取れていない解答も散見された。ネットワーク技術者にとって,ネットワークで行われる通信,通信を
行う装置,通信特性などを把握することは重要であると理解してほしい。
 設問 2 (2)は,VDI 導入後の広域イーサ網に関する計算を出題したが,正答率は低かった。問題文中に示され
た条件を正しく読み取り,正答を導き出してほしい。
 設問 2 (3)は,正答率は高かったが,情報セキュリティ対策上の利点についての言及がない解答も散見され
た。設問で何が問われているかを正しく理解し,注意深く解答してほしい。
 設問 3 は,帯域制御に関して出題したが,(1)は通信特性を把握できている受験者が多く,正答率が高かっ
た。(2)は“パケットを破棄する”と誤って解答した受験者が多かった。シェーピングやポリシングなどの帯域
制御で用いられる機能に関する知識が不十分である結果と思われる。
 設問 4 は,マルウェア感染時の対処に関して出題したが,正答率は高かった。

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午後Ⅰ 問3② クラウドサービスとの接続(インターネット VPN・BGP・ping 監視) (p.14〜18)

p.14p.15p.16p.17p.18

解答用紙

ア
自己採点
イ
自己採点
ウ
自己採点
エ
自己採点
オ
自己採点
カ
自己採点
30字以内
自己採点
30字以内
自己採点
40字以内
自己採点
20字以内
自己採点
A
自己採点
40字以内
自己採点
35字以内
自己採点
IPA 公式 解答例・解答の要点
出題趣旨 近年,企業においてはクラウドサービスの利用が進んでいる。企業がクラウドサービスを利用する際には,自社ネットワークとクラウドサービスとのネットワーク接続を行う必要がある。ネットワーク接続を行う際には,業務要件を満たすとともに,ネットワークの可用性や拡張性を確保,運用時におけるネットワーク監視について考慮する必要がある。本問では,ある企業の社内ネットワークを想定し,インターネットVPNを用いた接続,BGPを用いた経路制御,自社ネットワークとの経路情報の交換,及びpingを用いたネットワーク監視について考えられるかを問う。
 設問                 解答例・解答の要点                     備考
 設問1    ア NAPT
        イ 事前共有鍵
        ウ AS
        エ TCP
        オ ICMP
        カ echo reply
設問2 (1) 暗号化対象の通信がグローバル IP アドレス間の通信だから
    (2) フラグメントとリアセンブルの処理が発生する。
設問3 (1) BGP によって回線断や機器障害を検知し,トラフィックをう回できる。
    (2) Hello パケットを出さない。
    (3) A 大きく

   (4) eBGP から OSPF へ再配布された経路を再び eBGP へ再配布しない。
設問4    ネットワーク接続の冗長構成が失われたことを検出するため
採点講評
 問 3 では,クラウドサービスとのネットワーク接続を題材に,インターネット VPN 接続,BGP と OSPF を
用いた経路制御,ping を用いたネットワーク監視について出題した。
 設問 2 (1)は,トランスポートモードを選択した根拠を求める出題だが,正答率は低かった。ネットワーク設
計を行う際には,それぞれの環境に応じて,最適な手法を選択できることは重要である。VPN やトンネリング
の技術について,ネットワーク技術者として正確に理解をしてもらいたい。
 設問 3 (4)は,経路のループを防止するために必要な経路制御について出題したが,誤って,STP(スパニン
グツリープロトコル)について解答したものが散見された。IP の経路制御においても容易にループが発生し得
ることを,是非知っておいてもらいたい。
 設問 4 は二つある VPN トンネルの監視目的を求める出題だが,正答率は低かった。ネットワークに問題が
発生した際の状況を正しく把握するために,目的を明確にして監視を行うことの必要性を理解してほしい。

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午後Ⅱ 問1④ SDN とクラウドによるネットワーク拡張(OpenFlow・VLAN・DNS・CDN) (p.4〜15)

p.2(正誤表)p.4p.5p.6p.7p.8p.9p.10p.11p.12p.13p.14p.15

解答用紙

あ
自己採点
い
自己採点
う
自己採点
え
自己採点
お
自己採点
か
自己採点
き
自己採点
く
自己採点
け
自己採点
こ
自己採点
さ
自己採点
し
自己採点
す
自己採点
自己採点
30字以内
自己採点
20字以内
自己採点
せ
自己採点
そ
自己採点
た
自己採点
ち
自己採点
自己採点
つ
自己採点
自己採点
自己採点
50字以内
自己採点
①20字以内
自己採点
②20字以内
自己採点
40字以内
自己採点
置換え前
自己採点
置換え後
自己採点
①30字以内
自己採点
②30字以内
自己採点
50字以内
自己採点
①30字以内
自己採点
②30字以内
自己採点
IPA 公式 解答例・解答の要点
出題趣旨 ディジタルビジネスやIoTに関連した情報システムが注目されている。クラウドサービスを利用したりSDN(Software-DefinedNetworking)技術を活用したりする事例も増えている。これらの新しい概念やサービス,技術について,一部の研究開発者だけではなく,一般のネットワーク技術者にも正しい理解と応用力が求められる時代になっている。本問では,ネットワークの拡張を題材に,自社設備を用いたネットワークとWebシステムが,SDNとクラウドサービスの活用によってどのように変わるのかを解説している。従来のネットワーク技術の知識を用いて,SDNとクラウドサービスの基本的概念や技術が理解できること,それらとVLANやTCP/IP,DNSを組み合わせたネットワークシステム全体が理解でき,さらに,その基本設計ができることについて問うている。
 設問                              解答例・解答の要点                           備考
 設問1    あ i1
        い NAT
        う i3
        え Flow-Mod
        お controller
        か Packet-Out
        き OFS2
        く p9
設問2 (1) け v2
        こ なし
        さ m2
        し m3
        す i4
    (2) ②,⑧,⑨,⑩
    (3) ETH_TYPE が ARP のイーサネットタイプに等しい。
    (4) 外部 NW 内の RT-1 と新 FW の通信
    (5) せ p6
        そ なし
        た m1
        ち m2
    (6) Push-VLAN,Set-Field VLAN_VID=v2,Output ( p7 )
設問3 (1) つ CNAME
    (2) webtest.asha.example.com
    (3) weblive.asha.example.com
    (4) DNS クライアントと DNS フルリゾルバが,ネットワーク上で離れた位置にあ
        る場合
    (5) ① ・Web-B のサーバ処理能力不足
        ② ・機械と Web-B 間の通信遅延
設問4 (1) 転用後の業務サーバの IP アドレスを,LB の振り分け先に追加しておく。
    (2) 置換え前 weblive IN A i6
         置換え後 weblive IN A i1
    (3) ① ・転用する業務サーバに関する物理配線の変更が不要になる。
        ② ・管理ソフトウェアを用いて,社内要員だけで対応できる。
    (4) CDN,ISP,IaaS 環境の構築と切替えに関する,API サービスと DNS を使った

          手順の確立
      (5) ① ・国外を利用するので国内の広域災害の影響を回避できる。
          ② ・B 社 CDN などを使い通常時と同じ品質を保つことができる。
採点講評
 問 1 では,SDN(Software-Defined Networking)とクラウドサービスを使ったネットワークの拡張を題材
に,SDN,IaaS,CDN(Content Delivery Network)の基本的理解と,VLAN,TCP/IP,DNS などの基本技術の
応用について出題した。
 設問 1 は,TCP/IP と SDN の基本概念について問うた。正答率は高かった。
 設問 2 は,TCP コネクション確立の通信フローを例に SDN の動作について問うた。正答率は高く,SDN に
関する理解が高いことがうかがわれた。その中で(2)~(4)では誤った解答が目立った。これらは,“パケット識
別条件”と“Action”を定義したり読解したりする問題である。本文中に示された条件をよく読み,SDN の定
義によって通信フローがどのように変化するかについて復習しておいてほしい。
 設問 3 は,DNS を使ったネットワークの切替えについて問うた。正答率が低い問題が複数あった。(1)では
DNS の正しい知識が必要である。(4),(5)では,それに加え CDN を使ったネットワークの動作について理解す
ることが必要となる。これらは,ネットワークサービス利用の際に有用な技術の一例であり,十分に理解して
おいてほしい。
 設問 4 は,バックアップ対策を例に,SDN とクラウドサービスを使ったネットワークの運用について問う
た。正答率は低かった。(3)では,自社要員だけで構成変更ができるようになることに気付いてほしかった。(4)
では,準備作業全体を答えるのではなく一部の切替え作業手順を述べた解答が目立った。(5)では,IaaS 利用と
ネットワーク運用業務のアウトソーシングを混同する解答が目立った。本文の“内部 NW”と“IaaS 環境”は
ともに仮想化されたネットワークであり,“OFC の管理ソフトウェア”と“API サービス”を使った運用が行
われる。本文のようなプロジェクト発足時には,新ネットワークの運用について明確な指針をもつことが大切
である。ネットワークの仮想化やサービスの利用によって,運用業務も変化することを理解しておいてほし
い。

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午後Ⅱ 問2⑥ 無線 LAN の導入(IEEE 802.11ac・暗号化と認証・AP 配置・証明書) (p.16〜26)

p.3(正誤表)p.16p.17p.18p.19p.20p.21p.22p.23p.24p.25p.26

解答用紙

a
自己採点
b
自己採点
c
自己採点
d
自己採点
e
自己採点
f
自己採点
g
自己採点
h
自己採点
i
自己採点
j
自己採点
40字以内
自己採点
周波数帯域幅
自己採点
アンテナ本数
自己採点
①40字以内
自己採点
②40字以内
自己採点
25字以内
自己採点
グループ数
自己採点
目的25字以内
自己採点
PoE 機能の呼称
自己採点
最小供給電力
自己採点
①15字以内
自己採点
②15字以内
自己採点
60字以内
自己採点
25字以内
自己採点
サプリカント
自己採点
オーセンティケータ
自己採点
①
自己採点
②
自己採点
自己採点
40字以内
自己採点
問題20字以内
自己採点
理由40字以内
自己採点
自己採点
IPA 公式 解答例・解答の要点
出題趣旨 IEEE802.11acによって,無線LANでもGビット/秒の高速通信が可能になった。無線LANはPCの使用場所を固定化しないので,柔軟性に富んだPC利用環境が提供される。しかし,電波を通信に利用することによって,通信の傍受が容易になることから,有線LANでは考慮しなかった箇所でのセキュリティ対策が求められる。本問では,無線LANを導入してオフィスをフリーアドレスにする事例を取り上げた。この中で,無線LAN技術の状況,無線LANで利用されている暗号化と認証方式,アクセスポイントの配置設計,ディジタル証明書の運用方法などについて解説した。本問では,無線LANの導入に当たって必要となる技術面と運用面の課題を題材にして,受験者が,ネットワークの設計・構築・運用などの業務をとおして修得した能力が,実務で活用できる水準かどうかを問う。
 設問                         解答例・解答の要点                     備考
 設問1      a 2.4
          b 5
          c any
          d 共通
          e 802.11i
設問2   (1) f ストリーム
          g 同一
          h 認証サーバ
          i MAC アドレス
          j 認証
      (2) カウンタ値 c を AES で暗号化した結果と,暗号文ブロック e1 を XOR する。
設問3   (1) 周波数帯域幅 80
          アンテナ本数 2
      (2) ① ・WLC に通信の負荷が集中するのを抑制することができる。
          ② ・認証後に WLC に障害が発生しても,その無線 LAN 端末の通信は継続で
              きる。
      (3) 電波干渉によって,通信障害が発生する。
      (4) 周波数帯のグループの数 4
                           ・ハンドオーバをスムーズに行わせるため
          目的
                           ・AP の負荷分散を行わせるため
      (5) 呼称        PoE+
          最小供給電力 216
設問4   (1) ① ・CA の自己証明書
          ② ・クライアントの秘密鍵
      (2) ダウンロードサーバの認証情報が漏えいすると,来訪者もクライアント証明書
          などがダウンロードできてしまう。
      (3) ・クライアント証明書の有効期限を切らせた営業員
          ・無線 LAN 導入後に営業部に配属された営業員
設問5   (1) サプリカントとなる機器          NPC
          オーセンティケータとなる機器 WLC
      (2) ① ・ESSID
          ② ・PSK

(3) ㋑
(4) ルータ 2 への接続ポートだけに,VLAN200 のポート VLAN を設定する。
(5) 問題 ハンドオーバができなくなる。
    理由 NPC に配布した PMK と認証関連情報が WLC で保持されているから
(6) AP→L2SW5→L3SW→FW→L2SW1→プロキシサーバ→L2SW1→FW→ルータ 1
採点講評
 問 2 では,無線 LAN を題材として,IEEE 802.11ac 規格の無線 LAN システムを導入してオフィスをフリー
アドレスにする事例を取り上げた。その中で,無線 LAN の基本技術,無線 LAN で利用されている暗号化と認
証方式,アクセスポイント関連技術,ディジタル証明書の配布と運用方法などについて出題した。
 設問 1 では,a,b,c とも正答率は高かったが,e の正答率が低かった。IEEE 802.11i は,幅広く利用されて
いる無線 LAN のセキュリティ規格なので,是非,知っておいてほしい。
 設問 2 では,暗号化と認証について問うた。(2)の正答率は高かったが,(1)の正答率が低かった。暗号化と認
証は,IPsec,TLS などでも行われている重要な技術なので,ネットワーク技術者も理解しておいてほしい。
 設問 3 では,アクセスポイントの設置方法に関連する技術について問うた。全体的に正答率は高かったが,
その中で,(5)の正答率が低かった。PoE+の呼称は技術者間の会話で使われるので,相互理解のためにも知っ
ておいてほしい。
 設問 4 では,ディジタル証明書を使った認証及びディジタル証明書の配布について問うた。(1)の正答率が低
かった。ディジタル証明書を使った認証は,通信においては不可欠な技術であるので,認証の仕組みや認証時
に必要となる情報について,十分理解しておいてほしい。
 設問 5 は,既設 LAN への無線 LAN の接続構成について問うた。(1)では,オーセンティケータとなる機器の
正答率が低かった。オーセンティケータは,認証処理を行うものである。本文中の記述から,無線 LAN コン
トローラ(以下,WLC という)が RADIUS サーバに問い合わせて,その結果を基に認証の可否の処理を行う
ことが分かるので,正答が導き出せたはずである。(5)の“理由”も正答率が低かった。本文中に,WPA2 で暗
号鍵の基になる PMK(Pairwise Master Key)の保存方法が規定され,ハンドオーバ時の再生成が不要になった
ことが記述されている。この記述と WLC の機能を基に考え,正答を導き出してほしかった。一方,(2),(6)の
正答率は高かった。(2)の結果から,無線 LAN のパーソナルモードの設定情報についてはよく理解できている
ことがうかがわれた。また,(6)の結果から,無線 LAN 導入後の通信パケットの流れについても,よく理解で
きていることがうかがわれた。

この問題の自作解説はまだありません(公式解答例と採点講評で確認してください)。