ネットワークスペシャリスト 午後 解答用紙 令和4年春(午後Ⅰ 問1〜3・午後Ⅱ 問1〜2)

平成26年平成27年平成28年平成29年平成30年令和元年令和3年令和4年令和5年令和6年令和7年

問題は IPA 公開の問題冊子をそのまま掲載。解くあいだは解答例も解説も表示しません。解答欄に書き始めるとタイマーが動きます (午後Ⅰ 45分・午後Ⅱ 120分が目安)。「回答完了」を押すと、公式解答例・採点講評・解説が出ます。入力内容はこのブラウザに保存されます。

00:00

午後Ⅰ 問1③ ネットワークの更改(IT/OT接続・認証・認可) (p.3〜8)

p.3p.4p.5p.6p.7p.8

解答用紙

a
自己採点
b
自己採点
c
自己採点
40字以内
自己採点
自己採点
自己採点
認証25字以内
自己採点
認可25字以内
自己採点
d
自己採点
40字以内
自己採点
自己採点
モード
自己採点
受信できるフレーム30字以内
自己採点
自己採点
IPA 公式 解答例・解答の要点
出題趣旨 IoT技術が普及・拡大していく中で,これまで閉域で利用する前提であったネットワークをほかのネットワークに接続しなければならないという利用シーンが増えている。事務所のOAセグメントにあるITシステムと,センサや工作機械を接続する制御セグメントにあるOT(OperationalTechnology)システムの連携がその例である。両システムの連携では,特にOTシステムについて,増大するセキュリティ脅威とそれに対するセキュリティ対策が課題になっている。本問では,ITシステムとOTシステムの接続を題材に,認証,認可及びパケット転送についての知識・経験を問う。
  設問                     解答例・解答の要点                    備考
設問1 (1) a Syslog
          b ダイジェスト
          c CONNECT
     (2) 社外からサーバに侵入されたときに OA セグメントの機器に侵入されるリスク
設問2 (1) LDAP サーバ
     (2) 管理セグメント,OA セグメント
     (3) 認証 FTA の利用者が本人であることを確認するため
         認可 操作ごとに実行権限を有するかを確認するため
設問3 (1) d フラッディング
     (2) 送信側と受信側のトラフィックを合計 1 G ビット/秒までしか取り込めない。
     (3) 制御サーバ
     (4) モード     プロミスキャス
         フレーム 宛先 MAC アドレスが自分の MAC アドレス以外のフレーム
     (5) 1,080
採点講評
 問 1 では,IT システムと OT(Operational Technology)システムの接続を題材に,認証,認可及びパケット
転送について出題した。全体として正答率は平均的であった。
 設問 1(1)は,正答率が低かった。ネットワーク運用において Syslog プロトコルによるログ収集は,故障時や
セキュリティインシデント発生時の分析によく実施される。プロトコル名だけでなく,内容についても理解を
深めてほしい。
 設問 2(3)は,正答率がやや高かった。ゼロトラストセキュリティの普及に伴い,認証と認可はネットワーク
技術者にとっても必須の知識となっている。認証と認可をセットで覚えるだけではなく,それらの違いについ
てもよく理解しておいてほしい。
 設問 3(2)は,正答率がやや低かった。本問ではボトルネックが存在する構成であったが,そこに気づいてい
ない受験者が多かった。解答の際には,下線部だけを読んで解答するのではなく,本文全体を理解するよう心
掛けてほしい。

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午後Ⅰ 問2③ セキュアゲートウェイサービスの導入(IPsec VPN・VRF) (p.9〜14)

p.9p.10p.11p.12p.13p.14

解答用紙

自己採点
a
自己採点
b
自己採点
c
自己採点
d
自己採点
VRF 識別子
自己採点
宛先ネットワーク
自己採点
40字以内
自己採点
自己採点
e
自己採点
f
自己採点
g
自己採点
h
自己採点
①
自己採点
②
自己採点
20字以内
自己採点
30字以内
自己採点
IPA 公式 解答例・解答の要点
出題趣旨 クラウドサービスの利用が増加し,また,テレワーク環境を導入するに当たり,現行のネットワーク構成を変更して,セキュアゲートウェイサービスを導入する企業が増えている。利用形態に応じた情報セキュリティ対策は,多くの企業において重要な課題である。このような状況を基に,本問では,セキュアゲートウェイサービスの導入を事例に取り上げ,IPsecVPNを利用した接続,及びセキュアゲートウェイサービス導入後の通信制御を解説した。VRFを用いたネットワーク設計と,IPsecVPNの設計・構築,セキュアゲートウェイサービス導入後の通信制御を題材に,受験者が修得した技術・経験が,ネットワーク及び情報セキュリティの設計・構築の実務で活用できる水準かどうかを問う。
  設問                             解答例・解答の要点                   備考
設問1 (1) a.b.c.d
     (2) a ルーティング
     (3) b 本社の L3SW
          c 静的経路制御
          d 静的経路制御
     (4)     VRF 識別子     65000:2
         宛先ネットワーク 0.0.0.0/0
     (5) ISP が割り当てる営業所の IPsec ルータの IP アドレスが動的だから
     (6) 172.17.1.0/24 又は 営業所の LAN
設問2 (1) e 暗号
          f IP
          g Child
          h 鍵長
     (2) ① ・IKE SA
         ② ・Child SA
設問3 (1) N 社専用の IP アドレスであること
     (2) Q 社 SGW サービスの経由によって発生する遅延
採点講評
  問 2 では,セキュアゲートウェイサービスの導入を題材に,VRF を用いたネットワーク設計,IPsec VPN,
IKEv2 及び ESP についての知識,セキュアゲートウェイサービスとの接続について出題した。全体として正答
率は平均的であった。
  設問 1(5)は,正答率が低かった。営業所の IPsec ルータには ISP から動的なグローバル IP アドレスが割り当
てられるので,インターネットに接続するインタフェースの IP アドレスが変わる可能性がある。本文中に明
記されているので,読み取ってほしい。
  設問 2(1)は,正答率がやや低かった。IPsec の用語や VPN 確立までの動作について出題した。IPsec VPN を
利用する場合は,IKE のバージョンや Diffie-Hellman グループ番号などを選択できるので,正しく理解してほ
しい。
  設問 3(2)は,正答率がやや高かった。セキュアゲートウェイサービスを経由しており,経路が長くなった
り,サービス内で遅延が発生したりする可能性があることを,理解できていることがうかがわれた。

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午後Ⅰ 問3③ シングルサインオンの導入(ケルベロス認証・DNS SRV) (p.15〜20)

p.15p.16p.17p.18p.19p.20

解答用紙

40字以内
自己採点
①
自己採点
②
自己採点
ア
自己採点
ウ
自己採点
エ
自己採点
オ
自己採点
カ
自己採点
イ
自己採点
15字以内
自己採点
自己採点
20字以内
自己採点
25字以内
自己採点
自己採点
50字以内
自己採点
IPA 公式 解答例・解答の要点
出題趣旨 利用するサーバの増加によって,サーバ利用時の煩雑さを避ける目的で,パスワードの使い回しが行われる例が多い。パスワードを使い回すことによって,パスワードリスト攻撃などのリスクが増大する。このリスクを低減する手段として,シングルサインオンの導入が広がっている。本問では,シングルサインオンを実現する技術の一つである,ケルベロス認証を取り上げた。既設LANの中にケルベロス認証を導入する事例を題材に,ネットワークの設計,構築,運用の実務を通して修得した技術が,既設LANの各機器の設定情報に基づく動作,ケルベロス認証の仕組み及びDNSのSRVレコードの利用方法などを理解するのに活用できる水準かどうかを問う。
  設問                       解答例・解答の要点                         備考
設問1 (1) 業務サーバと営業支援サーバの FQDN を,プロキシ例外リストに登録する。
     (2) ① ・社内 DNS サーバの IP アドレス
         ② ・デフォルトゲートウェイの IP アドレス
     (3) ア 外部 DNS サーバ
         ウ 公開 Web サーバ
         エ プロキシサーバ
         オ any
         カ 社内 DNS サーバ
     (4) イ UDP/53
設問2 (1) ST を取り出せないから
     (2) ①,②,⑤,⑥
     (3) PC とサーバ間で時刻同期を行う。
設問3 (1) ケルベロス認証を行うサーバの FQDN
     (2) 720
     (3) ホスト名が DS に対して,add1 の A レコードを二つ,add2 の A レコードを一
         つ記述する。
採点講評
  問 3 では,ケルベロス認証を題材に,基本的なネットワーク構成における利用形態,認証の仕組み,DNS の
SRV レコードの利用方法などについて出題した。全体として正答率は平均的であった。
  設問 1(1)は,正答率が低かった。プロキシ設定が行われている状態で,プロキシサーバを経由させない通信
がある場合は,プロキシ例外リストに該当するサーバなどの情報を登録することを覚えておいてほしい。
  設問 1(2)では,社内 DNS サーバの IP アドレスの正答率が低かった。DHCP で,PC などが使用するローカ
ル DNS サーバの IP アドレスを配布することは,一般的に行われるので覚えておいてほしい。
  設問 2(1)は,正答率が低かった。ケルベロス認証では共通鍵による暗号化が行われるので,通信を盗聴して
も,暗号化に用いた共通鍵をもたなければ ST を取り出せないことを導き出してほしい。
  設問 3(3)は,正答率が低かった。DS1 と DS2 とを 2:1 の比率で DNS ラウンドロビンによって負荷分散させ
るという条件を読み取り,代表するホスト名 DS に対する A レコードの設定内容を導き出してほしい。

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午後Ⅱ 問1③ テレワーク環境の導入(SSL-VPN・VDI・冗長化) (p.2〜12)

p.2p.3p.4p.5p.6p.7p.8p.9p.10p.11p.12

解答用紙

ア
自己採点
イ
自己採点
ウ
自己採点
エ
自己採点
オ
自己採点
カ
自己採点
①
自己採点
②
自己採点
自己採点
40字以内
自己採点
自己採点
35字以内
自己採点
25字以内
自己採点
CSR の署名に用いる鍵
自己採点
CA が検証に用いる鍵
自己採点
自己採点
40字以内
自己採点
情報25字以内
自己採点
タイミング(記号)
自己採点
30字以内
自己採点
経路数
自己採点
コスト
自己採点
35字以内
自己採点
45字以内
自己採点
40字以内
自己採点
IPA 公式 解答例・解答の要点
出題趣旨 近年,企業におけるテレワーク導入が進みつつある。テレワークを実現するためには,社員が自宅にいながら会社の業務を安全に行えるネットワーク環境が求められる。そのために必要となる,重要なネットワーク技術の一つとして,VPN技術を挙げることができる。また,テレワークにおける情報漏えいリスクを避けるための方策として,仮想デスクトップ基盤(VDI)環境が利用されることも一般的である。本問では,企業におけるテレワーク実現のためのSSL-VPN環境の構築,VDI環境に関する技術的な考察,及び冗長ネットワーク構築を題材に,テレワーク時代に必要となるネットワーク構築スキルを問う。
  設問                        解答例・解答の要点                     備考
 設問1      ア 改ざん検知
          イ L2 フォワーディング
          ウ ポート
          エ 公開
          オ ポートフォワーディング
          カ DHE
設問2   (1) ① ・暗号化
          ② ・メッセージ認証
      (2) Subject
設問3   (1) クライアント証明書の公開鍵に対する秘密鍵は本人しか保有していないから
      (2) CA のルート証明書
      (3) なりすまされた SSL-VPN 装置へ接続してしまうリスク
      (4) 秘密鍵が漏えいする前に行われた通信のデータ
      (5) 署名に用いる鍵        利用者の秘密鍵
          署名の検証に用いる鍵 利用者の公開鍵
      (6) シリアル番号
設問4   (1) VDI 利用者の利用者 ID とその利用者の仮想 PC の IP アドレスの組
      (2) 情報       クライアント証明書から得られる利用者 ID 情報
          タイミング Ⅷ
設問5   (1) M 社と N 社の広域イーサネットの両方を利用すること
      (2) 経路数 4
          コスト 70
      (3) フローモードはパケット到着順序の逆転が起こりにくいから
      (4) 送信元 IP アドレスと宛先 IP アドレスから計算したハッシュ値が偏らないから
      (5) インタフェースの障害を検知した時に L3SW31 の VRRP の優先度を下げる。
採点講評
 問 1 では,企業におけるテレワークのための SSL-VPN 環境の構築,仮想デスクトップ基盤(VDI)環境に関
する技術的な考察,及び冗長ネットワーク構築を題材に,テレワーク時代に必要となるネットワークを構築す
るための技術について出題した。全体として正答率は平均的であった。
 設問 3 は,TLS プロトコルのベースとなっている PKI 技術の基本や,クライアント証明書による認証の基本
を問う問題であるが,(1),(4)の正答率が低かった。基本的な事柄を理解していないと思われる解答が散見され
たが,これらの技術は安全なネットワークの構築のために重要なので,正確に理解してほしい。
 設問 5 は,OSPF の等コスト経路の経路選択や VRRP と合わせた冗長経路に関する問題であるが,(2)のう
ち,コストの正答率が低かった。OSPF による経路制御や VRRP と組み合わせた経路冗長化はよく利用される
ので,理解を深めてほしい。

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午後Ⅱ 問2④ 仮想化技術の導入(コンテナ・可用性・移行) (p.13〜24)

p.13p.14p.15p.16p.17p.18p.19p.20p.21p.22p.23p.24

解答用紙

ア
自己採点
イ
自己採点
ウ
自己採点
エ
自己採点
40字以内
自己採点
50字以内
自己採点
40字以内
自己採点
15字以内
自己採点
オ
自己採点
カ
自己採点
宛先 IP アドレス
自己採点
宛先ポート番号
自己採点
①
自己採点
②
自己採点
40字以内
自己採点
キ
自己採点
ク
自己採点
ケ
自己採点
自己採点
自己採点
40字以内
自己採点
40字以内
自己採点
40字以内
自己採点
①35字以内
自己採点
②35字以内
自己採点
IPA 公式 解答例・解答の要点
出題趣旨 ハードウェア能力の拡大によってハイパーバイザによるサーバ仮想化技術は数多く利用されてきたが,近年では,ゲストOSを必要とせずCPUやメモリなどの負荷が小さいなどリソースの無駄が少ないことや,アプリケーションプログラムの起動に要する時間を短くできるなどの理由でコンテナ仮想化技術の利用が進んでいる。本問では,サーバ仮想化技術の利用やコンテナ仮想化技術の利用を題材に,ネットワーク構成に視点を置いて,可用性の確保方法やコンテナ仮想化技術を踏まえた監視方法,アプリケーションシステムの移行方法,移行する上での課題について問う。
  設問                            解答例・解答の要点               備考
設問1 (1) ア ハイパーバイザ
         イ VRID
         ウ 255
         エ A
     (2) ホストサーバが停止した場合,AP 仮想サーバが 2 台とも停止する。
     (3) バックアップが,VRRP アドバタイズメントを決められた時間内に受信しなく
         なる。
設問2 (1) 外部ではコンテナサーバに付与した IP アドレスが利用されることはないから
     (2) ホストヘッダフィールド
     (3) オ 192.168.0.98
         カ 8000
     (4) 宛先 IP アドレス 172.16.0.16
         宛先ポート番号 80
設問3 (1) ① ・NAPT 機能
         ② ・ポートフォワード機能
     (2) 複数の IP アドレスを設定し,IP アドレスごとに専用 AP を識別する仕組み
設問4 (1) キ エコー応答
         ク SYN/ACK
         ケ GET
     (2) コンテナサーバ a
     (3) WebAP コンテナ(AP0a)
設問5 (1) AP の FQDN と IP アドレスを PC の hosts ファイルに記載する。
     (2) AP サーバに対する PC からのアクセスがなくなっていることを確認する。
     (3) キャッシュ DNS サーバの DNS キャッシュを保持する時間が短くなる。
     (4) ① ・WebAP コンテナ 2 台が正しく構築されたことを確認するため
         ② ・共用リバースプロキシの設定が正しく行われたことを確認するため
採点講評
 問 2 では,サーバ仮想化技術の利用やコンテナ仮想化技術の利用を題材に,ネットワーク構成に視点を置い
て,可用性の確保方法やコンテナ仮想化技術を踏まえた監視方法,アプリケーションシステムの移行方法,移
行する上での課題について出題した。全体として正答率は平均的であった。
 設問 1(3)は,正答率が低かった。VRRP は可用性確保のためによく利用される技術であり,動作原理につい
て正確に理解してほしい。
 設問 2(2)は,正答率が低かった。HTTP のヘッダフィールド情報のうち,ホストヘッダフィールドを用いて
アプリケーションを識別する技術はリバースプロキシでよく利用される。HTTP プロトコルの特徴を踏まえ理
解を深めてほしい。
 設問 5(4)は,正答率が低かった。本問の動作確認を行う目的は,移行手順に記載の作業が正しく行われたこ
とを確認するためである。共用リバースプロキシの動作確認だけに着目した解答が散見された。本文中に示さ
れた状況をきちんと読み取り,正答を導き出してほしい。

この問題の自作解説はまだありません(公式解答例と採点講評で確認してください)。