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設問 解答例・解答の要点 備考
設問1 ア MX
イ MSV3
ウ MSV2
エ SMTP-AUTH
設問2 (1) 不正メールの踏み台にされてしまうリスク
(2) ルータ 4
(3) オ TCP
カ a.b.0.0/20
キ 25
(4) サブミッションポート
(5) ① ・110
② ・587
設問3 (1) MAIL FROM
(2) 送信元メールサーバの IP アドレス問 1 では,電子メールシステムを用いたサポート業務を第三者に業務委託する場面を題材として,OP25B (ISP ネットワークにおける不正メール配信防止のための対策)実施配下環境でのメール構築や,SPF による 電子メールの信頼性向上の技術について出題した。全体として,正答率は高かった。 設問 2 は,よくある電子メール要件に応じたネットワーク構成に関連する問題であるが,(4)の正答率が低か った。電子メール送信のための 2 種類のポートの使い分けや,その意味については必須の技術と思われるの で,SMTP-AUTH と併せて,基本をしっかりと理解してほしい。また,(5)は STARTTLS 方式で TLS 暗号化通 信を行う場合のポート番号を問う問題であるが,STARTTLS 方式ではない TLS 暗号化通信の場合のポート番号 を答えてしまう誤答が散見された。STARTTLS 方式の解説は本文中に書いてあるので,よく読めば正答を導け るはずである。 設問 3 は,メールサーバの認証を行う SPF に関して出題したが,正答率は低かった。特に(1)の正答率が低か った。SMTP プロトコルにおける基本的なシーケンスの理解は,メールシステム構築時の動作確認を行う上で の必要事項なので,是非とも理解をしておいてほしい。
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設問 解答例・解答の要点 備考
設問1 ア AES
イ 事前共有鍵
ウ SIM カード
エ APN
オ NAPT
カ CONNECT
設問2 (1) 定期的に送信するビーコン信号を停止する。
(2) SSID や MAC アドレスは暗号化できず,傍受されるから
(3) E
設問3 (1) VPN 接続の利用者 ID を停止する。
(2) プロキシサーバと内部 DNS サーバへの通信
設問4 (1) 機能名 プロキシ認証
設定内容 営業員ごとに利用者 ID を登録する。
(2) ① ・接続先ホスト名
② ・接続先ポート番号問 2 では,業務システムを設計する際に,ネットワーク上のセキュリティ脅威を想定し,取るべき対策を考 えられるか,及び不正が行われた際の影響を,最小限にする設計を考えられるかについて出題した。全体とし て,正答率は低かった。 設問 2 (1)では,誤って,無線ネットワークの一覧に SSID が表示されないなど,ステルス機能によって無線 LAN クライアント側にみられる効果を解答したものが散見された。(2)では,無線 LAN は電波を利用するため 通信内容を容易に傍受されうることは理解できているものの,SSID や MAC アドレスは暗号化できないために 容易に取得されうることを理解している解答は少なかった。無線 LAN は広く普及した技術であり,ネットワー ク技術者として正確に理解をし,身に付けてほしい。 設問 3 (2)は,正答率は低くなかったが,本文中に示されている条件を見落としたと思われる解答が散見され た。限られた時間の中ではあるが,本文や図表から,ネットワーク構成を正しく読み解けるようになってほし い。 設問 4 は,(1)の正答率は低かった。プロキシを通すだけでなく,利用者認証による利用者情報を含めたログ 取得を行うことによって,セキュリティ脅威に対して業務システムをより堅牢にできる点について理解を深め てほしい。また,(2)の正答率は,比較的高かった。セキュリティ脅威を想定する上で,取得できるログの内容 が重要であることはよく理解されていることがうかがえた。
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設問 解答例・解答の要点 備考
設問1 (1) a ゾーン転送
b SMTP
(2) c DNS1
(3) 公開ゾーン情報の更新通知
(4) 条件 送信元が少数の場合
理由 送信元は,DNS のキャッシュが生存している間,宛先を変えないから
設問2 (1) d 新 MSV1
e 新 MSV2
(2)
ホスト名 IP アドレス
msvc VIP1
msvc VIP2
設問3 (1) 機器名 FW
設定変更内容 新 MSV と MGW との間の SMTP 通信を,双方向とも許可す
る。
(2) 送信元 メール送受信サーバの変更を実施済みの社員 又は 社外
宛先 未変更社員
(3) (A) 新 MSV → 旧 MSV
(B) 旧 MSV
(4) 申請者のメールアドレスに対応するメールサーバが,新 MSV に変更される。問 3 では,メールサーバの移行において行う,アカウント収容替えの設計,移行手順の設計,利用者への影 響などに関して出題した。また,それらを行う基礎として,各種の要素技術に関しても出題した。全体とし て,正答率は低かった。 設問 1 の(2),(3)は,DNS のプライマリとセカンダリの通信に関する設問である。DNS は,IP ネットワーク でほぼ必ず使用される根幹の機能なので,基礎的なことは正確に理解しておいてほしい。(4)は,正答率が低か った。DNS キャッシュの影響に言及できた解答はあったが,負荷が偏りやすくなる条件を答えられた解答は少 なかった。(4)の対象である MGW から MSV への通信と異なり,PC から MSV への通信では DNS ラウンドロビ ンを用いて負荷分散をしている。後者の通信でも DNS キャッシュが介在するが,それを理由とした負荷の偏り は生じない。この対比に気付いてほしい。 設問 2 は,VRRP と DNS の名前解決に関する基礎知識があれば,本問のような構成に初めて触れた人でも正 答を導けるはずである。正答に至らなかった受験者は,よく復習してほしい。また,VRRP と DNS ラウンドロ ビンによる Act-Act 冗長構成は,応用の範囲が広いので,是非知っておいてもらいたい。 設問 3 は,(1)の正答率が高かったが,誤答の中には,設問文の条件に合致していない解答や,勝手な仮定に 基づいたと思われる解答が多く見られた。また,(2),(3)の正答率は低かった。この 2 問は,移行工程におけ る,未変更社員,メール送受信サーバの変更を実施済みの社員,社外の三者間のメール転送経路を,本文に従 って図 3 に書き込めば,正答にたどり着くことができる。この 2 問を正しく解答できた受験者は,他の設問の 正答率も高い傾向があり,問題全体を正しく読み解いた人が多かったと推測される。
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設問 解答例・解答の要点 備考
設問1 (1) ア ip1/29
イ 10.0.9.0/24
ウ 送信元ポート番号
(2) 131,072
(3) ① ・許可する通信を追加する。
② ・宛先 NAT に関する定義を追加する。
設問2 (1) 異なる ISP から払い出されている。
(2) 応答が行きの宛先 IP アドレスとは異なる送信元 IP アドレスから戻る。
設問3 (1) Binding レスポンス中のデータに含まれる IP アドレスと,自分の IP アドレス
を比べる。
(2) ① ・〈p〉
② ・〈g2〉
(3) A vlan1
順不同
B vlan2
(4) エ ブラウザ 2 の AP
オ STUN サーバ
設問4 (1) カ HTTP
キ WebSocket
(2) ISP1 と ISP2 から払い出された IP アドレスを一つずつ割り当てる。
(3) C vlan1
順不同
D vlan2
(4) ク IP-PBX
ケ DNS
コ LB
設問5 (1) サ 切り戻し
(2) FQDN 数 1
グローバル IP アドレス数 4
(3) IP-PBX,STUN サーバ 1,STUN サーバ2
(4) FW
(5) ① ・社外から Web サーバへのアクセス
② ・社内から Web サーバへのアクセス
③ ・社内からインターネットへのアクセス
(6) ISP2 を経由した外向き DNS 機能を確認する。
(7) ①’
,③,④問 1 では,ネットワークシステムの拡張を題材に,NAT,マルチホーミング,WebRTC(Web Real-Time Communication),SIP などの技術を扱った。前半の技術検討では,比較的限定された範囲での基本的事項に関 して出題したが,後半は全体を理解し考察しなければならない問題も含めた。これらの問題群を,初見,か つ,短時間で解答するのは大変だったかもしれないが,全体として,よく理解されていた。 設問 2 では,マルチホーミングの一手法について問うた。(2)は基本的な問題だが,IP 層と TCP 層の動作を 勘違いしたり,技術的に不正確だったりする解答が散見された。正確で簡潔な記述を心掛けてほしい。 設問 3 は,WebRTC に関する設問で,Web ブラウザを使ったリアルタイム通信について問うている。(1) , (2)は,知識がなくても本文の記述から解答できるが,(3),(4)はマルチホーミング環境での WebRTC 利用とい う応用問題であり,正答率はやや低かった。正答に至らなかった受験者は,解答例を参考に復習してほしい。 また,WebRTC のような比較的新しい Web コンピューティング技術についても理解を深めてほしい。 設問 4 は,WebRTC と SIP を組み合わせた設問である。(1)を除き正答率は高かった。(1)は Websocket の知識 を求めるものではなく,図 6 や HTTP の一般知識からの推論を期待した設問であるが,SIP そのものに引きず られた誤答が多かった。WebRTC と SIP はシグナリングとリアルタイム通信のための通信プロトコルという点 で類似性がある。これらに馴染みのない受験者には,これを機会に復習することを薦めたい。 設問 5 では,これまでの検討内容を移行計画という軸から再確認している。設計と運用の両面から考える必 要があるが,一つ一つはそれほど難しくはない。その中で,設計に関する(2),(7)及び運用に関する(5),(6)の 正答率が低く,時間切れと思われる誤答が多かった。限られた時間で,全問に気配りすることは簡単ではない が,本問程度の量と深さには十分対応できるよう,日頃の学習や実業務での実践を積んでほしい。
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設問 解答例・解答の要点 備考
設問1 ア 32
イ セレクタ
ウ アグレッシブ
エ 経路
オ 断片化
設問2 (1) リキー(ReKey)
(2) IPsec 通信で送受信されるメッセージが,通信中に改ざんされていないこと
(3) OSPF のリンクステート情報交換は,IP マルチキャスト通信で行われるから
設問3 (1) あ 1,436
い 1,414
(2) IP ヘッダ 1 送信元 IP アドレス α.0.0.1
宛先 IP アドレス β.0.0.1
IP ヘッダ 2 送信元 IP アドレス 192.168.0.100
宛先 IP アドレス 192.168.10.1
(3) ①の通信で PC が取得する IP
IP ヘッダ 1
アドレスが格納されるヘッダ
②の通信で PC が取得する IP
IP ヘッダ 2
アドレスが格納されるヘッダ
(4) カプセル化によるオーバヘッドが L2TP より小さいので,一つのパケットで転
送できるデータ量が多い。
設問4 (1) GRE でトンネリングが行われるから
(2) ESP 認証データ長は,使用する認証アルゴリズムによって変化するから
(3) GRE ヘッダ,IP ヘッダ 2,TCP/UDP ヘッダ,データ,ESP トレーラ
設問5 (1) 172.16.128.0/20,172.16.17.0/24
(2) L2SWa と L2SWb を異なるサブネットにする。
(3) 本社 2
営業所 1
データセンタ 2
(4) どのサーバアクセスも,VRRP のマスタルータが稼働する機器に接続された
WAN 回線を経由して行われる。
(5) インターネット VPN 経由のコスト値が最小 230 であるのに対して,専用線経
由のコスト値は 200 で最も小さい。
(6) う 広域イーサ網→本社→専用線
え インターネット VPN→データセンタ→専用線問 2 では,WAN 回線の冗長化をテーマに,拠点間を広域イーサ網とインターネット VPN によって冗長化す る事例を取り上げた。その中で,IPsec だけでなく,L2TP,GRE 及び GRE over IPsec などのトンネリング技術 についても問うた。 設問 1 では,アとイが,踏み込んだ内容を問う設問だったことからか,正答率は低かった。 設問 2 では,IPsec 関連技術を問うた。(1)の正答率は高かったが,(2)の正答率が低かった。IKE フェーズ 1 とフェーズ 2 では,それぞれ認証方式の交渉が行われるが,フェーズ 2 で交渉される認証方式は,IPsec 通信で 送受信されるデータの完全性を認証するためのものであることを,表の内容と本文の記述から導き出してほし かった。 設問 3 では,L2TP と GRE について問うたが,(3)の正答率が低かった。図で示した通信手順とパケット形式 を基にじっくり考えれば,正答を導き出せたはずである。 設問 4 では,GRE パケットを IPsec でカプセル化する方法について問うた。ネットワークスペシャリスト試 験の午後では初めての出題分野であったが,正答率は高かった。 設問 5 は,ネットワーク技術者の主要な業務に直結した設問であったことからか,(3),(4)及び(6)の“え”を 除き正答率は高かった。(3)は,VRRP の動作を基に考えれば,正答が導けたはずである。(4)は,VRRP のマス タルータの状態と経路テーブルの変化後の内容を基に,サーバ宛てのパケットが転送される経路について考え る設問だったが,機器間の接続が切断されることによる経路テーブルの変化内容が理解できていない解答が散 見された。動的経路制御はネットワークの基盤となる技術なので,是非とも基本技術は習得してほしい。(6)の “う”の解答からは,インターネット VPN の設定についての本文の記述を見落とした受験者が多かったことが うかがえた。
この問題の自作解説はまだありません(公式解答例と採点講評で確認してください)。