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設問 解答例・解答の要点 備考
設問1 ア 帯域幅 又は 通信速度
イ 0
ウ TOS
エ DiffServ 又は Differentiated Services
オ 高く
設問2 (1) デフォルトゲー
業務系セグメントに対応した仮想ルータの IP アドレス
トウェイの設定
業務系セグメントの仮想ルータがルータ 3 でアクティブにな
VRRP の設定
るようにプライオリティ値を設定する。
(2) 10.1.0.0/16
(3) a ルータ 1 → ルータ 3
b ルータ 2 → ルータ 1 → ルータ 3
(4) 利用者をグループ化して使用時間帯をずらす。
設問3 (1) ① ・IP アドレス
② ・ポート番号
(2) ラウンドトリップ時間が大きい場合
(3) 片側の WAS が故障した場合問 1 では,ネットワークの冗長化と,WAN 高速化装置を題材とし,OSPF による経路制御,ネットワーク機器 や回線の障害時の運用,WAN 高速化装置の基本的知識について出題した。全体として,正答率は低かった。 設問 1 では,ウとエの正答率が低かった。QoS に関する重要な用語なので把握しておいてほしい。 設問 2 では,(1)~(3)の正答率が低かった。(1)は,デフォルトゲートウェイの冗長化と,仮想ルータによ る冗長化に着目せずに,単に通信経路を説明しただけの解答が散見された。図と本文をしっかり読み,設問で 何が問われているかを,きちんと理解した上で解答してほしかった。(2)は,OSPF の経路集約を問う問題であ り,(3)は,経路制御に VRRP と OSPF を用いた冗長化構成での,障害時の送信経路を問う問題である。単に暗 記するだけでなく,そのプロトコルの役割や仕組み,活用方法について,しっかり理解しておいてほしい。 (4)は,正答率が高かった。 設問 3 では,WAN 高速化装置や PBR(Policy Based Routing)に関する問題である。(2)の正答率が低かっ た。全般的に,ネットワークの基本的な知識について問う問題であり,図と本文をしっかり読み,その条件に 沿って考えていけば,正答を導くことができるはずである。
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設問 解答例・解答の要点 備考
設問1 ア NAPT
イ ステートフル
ウ 物理 又は 第 1
エ Gratuitous ARP 又は GARP
オ タグ 又は Tag
設問2 (1) SW3 と L3SW の間
(2) TCP の再送機能
(3) 一方のポート故障による対向ポートのリンク断を防ぎ,どちらの FW の障害か
特定が容易になる。
(4) MAC アドレステーブル
(5) a ルータ,DNS サーバ,Web サーバ
b FW1 から設定情報が同期されたこと
設問3 (1) SW4 と L3SW を相互に入れ替える。
(2) ・FW1 で企画部用の仮想 FW を,FW2 で営業部用の仮想 FW を,それぞれ Active
にする。
・FW2 で企画部用の仮想 FW を,FW1 で営業部用の仮想 FW を,それぞれ Active
にする。問 2 では,ファイアウォール(以下,FW という)の障害対応を題材に取り上げ,FW の冗長化構成と,VLAN 及び仮想 FW の設計について出題した。加えて,OSI 基本参照モデルの第 1 層から第 4 層までの各層と,隣接す る層間の関係について問うことも意図した。全体として,正答率は低かった。 設問 1 では,イの正答率が低かった。FW の冗長化構成における重要な機能なので把握しておいてほしい。 設問 2 では,(1)をアプリケーション間の通信に着目せずに,FW に着目した解答が散見された。機能を曖昧 に説明した解答も多く,TCP の信頼性のある通信を実現する機能は何であるかを端的に解答してほしかった。 (3)は,SW2 を挟む構成にすることで,第 2 層を透過しつつ第 1 層を分離している観点から解答してほしかっ た。(5)a は正答率が低かった。(4)にも関係するが,通信の第 2 層と第 3 層の違いを把握しておいてほしい。 設問 3 は,本文を読解して,VLAN 及び仮想 FW の構成図が描ければ難しくない問題である。(2)では,仮想 FW の配置の目的を主体に説明して,肝心の配置の具体性に欠ける記述になっていた解答が散見された。
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設問 解答例・解答の要点 備考
設問1 ア 分散
イ フラッド
ウ 再帰
エ リフレクタ
オ ペネトレーション
設問2 (1) a 踏み台
(2) 断片化されたエコーパケットを許可しない機能
設問3 (1) DNS キャッシュが改ざんされる。
(2)
(3) ① 内部から外部への通信に対する遮断ルールを設定する。
② FW で遮断した通信の結果ログを監視する。
設問4 (1) b ネットワークの切断
(2) 対処結果の評価を行い,インシデントの対処方法を見直す。問 3 では,ネットワークのセキュリティ対策を題材に,DNS に関わる基本的な知識と,重要なインシデント が発生した場合のネットワークの運用対処について出題した。いずれも基礎的な知識を問うたものであり,全 体として正答率は高かった。 設問 1 は,基本的な用語と知識に関する問題だが,DNS に関わる用語は正答率が低かった。正確に理解して ほしい。 設問 2(1),(2),設問 3(1)は,DNS やファイアウォールのセキュリティ対策に関する問題であり,比較的高 い正答率であった。受験者の関心も高く,よく学習されていると思われる。 設問 3(2)は,DNS サーバの配置と DNS 問合せやゾーン転送を,本文に記載した条件に従って図示する問題で あるが,本文の条件をよく読まず,自身の経験や一般的な知識だけで解答しているものが非常に多かった。ま た,DNS 問合せやゾーン転送は,DNS の基本的な機能であるが,正しく理解されていない解答が散見された。 DNS はネットワークの基礎的な要素であり,用語を覚えるだけでなく仕組みを理解して,構築方法などについ てもきちんと理解しておいてほしい。 設問 4 は,インシデント発生時の運用手順について問うたものであるが,ネットワーク技術者としてシステ ムの運用を理解しておくことが大切である。特に PDCA サイクルに従った改善手法については,実務に応用で きるように身に付けておくことが重要である。
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設問 解答例・解答の要点 備考
設問1 a URL 又は 統一資源位置指定子
b HTTP
c IP アドレス
d コンテンツフィルタリング
e トンネリング
設問2 (1) 添付ファイルを開いたり,メールに記載されたリンク先にアクセスしたりす
る。
(2) メール送信元の MTA の IP アドレスが所属するドメインと,送信者のメールア
ドレスのドメイン
(3) 社外に送信されるメールの送信元 IP アドレスになるから
(4) サーバ名 メール中継サーバ
理由 社外から Y 社宛てに送信されたメールを直接受信するから
設問3 (1) PC と Web サーバの間
(2) プロキシサーバのルート証明書
(3) プロキシサーバが,暗号化されたプリマスタシークレットを復号できないから
設問4 (1) 表 4 ポート A のポート ID P3 通信の方向 IN
表5 ポート B のポート ID P5 通信の方向 OUT
(2) 部署 1 と本社サーバセグメント間の疎通テスト
(3) 動作 許可 送信元 IP アドレス 192.168.1.0/24
宛先 IP アドレス 192.168.11.0/24 プロトコル UDP
送信元ポート番号 any 宛先ポート番号 53
TCP 制御ビット any
(4) 部署 1 の PC から管理 PC に対して確立する TCP コネクションは禁止するが,逆
方向に確立する TCP コネクションは許可する。
設問5 (1) ・社外の Web サーバとの間の SSL で暗号化された通信においても,認証された
利用者と通信内容が取得できる。
・プロキシサーバの認証に連続して失敗したことが記録されたログから,マル
ウェアの活動と推測できる情報が取得できる。
(2) ① ・メールに添付されたファイルを開かない。
② ・メール本文に記載されたリンク先にアクセスしない。
③ ・メールが,正しい送信者から送信されたものか確認する。
・不審なメールの内容を,セキュリティ担当者に報告する。
・発見した不審なメールに関する情報を,全社で共有する。
(3) マルウェアの社内での活動を,早期に発見できること問 1 では,標的型メール攻撃の対策をテーマに,ネットワークでの入口対策と出口対策を取り上げた。その 中で,SPF(Sender Policy Framework),プロキシサーバ,L3SW でのパケットフィルタリング及びログの検査 に関連する記述を基に,ネットワーク技術者に求められる,ネットワーク設計・構築・運用技術とネットワー クセキュリティ技術についての理解を問うた。全体として,よく理解されていた。特に,設問 5 の正答率が高 かった。しかし,設問 3(3),設問 4(4)では,問題の趣旨に沿わない解答が散見された。問われている内容を よく理解して,適切な記述が行えるよう努力してほしい。 設問 1 では,a,b に比して c,d,e の正答率が低かった。c は,TCP/IP 通信の基本動作に関わる問いなの で,正答を導き出してほしかった。 設問 2 は,入口対策に関連した問題だったが,(2),(3)及び(4)の理由の正答率が低かった。(2)の誤った解 答の例から,SMTP によるメール転送で,詐称が可能な情報と詐称が困難な情報が十分には理解できていないこ とが推測された。(3),(4)は,本文の記述を理解すれば,SPF に関連する前提知識がなくても正答が導き出せ る問いだったが,記述内容を読みこなせなかったのではないかと思われる解答が散見された。 設問 3 は,SSL 関連の問題だったが,正答率は低かった。ネットワーク技術者は,業務で SSL の細部までの 理解が必要とされることがなかった結果と思うが,安全で安心できるネットワークの構築のために,ネットワ ークセキュリティについても十分に理解し,その仕組みを適切に説明できるようになってほしい。 設問 4 では,パケットフィルタリングについて問うたが,業務で取り組むことが多かったためか,正答率が 高かった。その中で,(4)については,制御内容はおおむね理解できていても,その内容を適切に説明できて いない解答が散見された。 設問 5 は,安全なネットワークを維持するための運用に関連する設問だったが,業務で直面している課題だ ったためか,受験者の理解度は高かった。
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設問 解答例・解答の要点 備考
設問1 (1) a インスタントメッセージ 又は チャット
b RTP 又は RTP と RTCP
c UDP
d テキスト
(2) URI から相手の IP アドレスを求め,相手に INVITE メッセージを送る。
設問2 (1) 公衆 IP 電話網の SIP サーバ,IP-PBX
(2) アドレス変換対象外の SIP メッセージ内に送信者のプライベート IP アドレス
が含まれている。
(3) SIP メッセージ内の IP アドレス情報を送信元である VoIP-GW のグローバルアド
レスに書き換える。
設問3 (1) 仮想スイッチのポートに該当する VLAN の全てのフレームを出力し,仮想 NIC
側でそれらを全て取り込む動作
(2) 状態 流入するフレームの宛先 MAC アドレスが既にポート 3 側に存在する
として登録されている。
対応策 MAC アドレス学習機能を抑止できる SW を使用し,通過するポート 3
で学習を抑止する。
設問4 (1) 音声パケットを中継しないから
(2) e VoIP-GW
f IP-PBX
(3)
(4)VoIP-GW には呼制御に関する SIP セッション情報も送られてくるから
(5)ミラーポート出力フレームの転送用設定が不要だから
設問5 (1) ア IP01
イ Any
ウ Any
エ 443
(2) サービス提供用内部 LAN のネットワークに属する IP アドレス
(3) ネットワーク機器ごとに異なるハードウェアを用意せずに済むから問 2 では,SIP ベースのコミュニケーションシステムを,サービス用システムとして仮想環境上に構築する 場合を取り上げ,SIP の基本的な技術的特徴・応用面での拡張性,仮想環境との間で各種の特徴をもつフレー ムをやり取りする場合に発生する課題と対処,また,ネットワーク機能を仮想サーバ上で実現する取組みなど への理解を問うた。 設問 2 は,SIP の拡張性を実現するセッション生成の仕組みに伴うアドレス解決の課題を問うた。(2)では, SIP メッセージ内の情報の書換えの必要性を問うたが,正答率は低かった。メッセージ内容がセッション生成 に,どのように使われるかの理解を深めてほしい。 設問 3 は,スイッチのミラーポートの出力フレームを,トランクインタフェースを使って仮想環境のサーバ に取り込む方法を問う問題で,正答率は低かった。ミラーポートの出力フレームの特徴として,宛先 MAC アド レスが別のフレームでは送信元 MAC アドレスになる場合が発生し,受け取るポートで,MAC アドレスの学習を すると,受け取ったフレーム宛先ポートが同一ポートになってしまうということに気が付かない受験者が多か った。ミラーポートの出力フレームの送信元 MAC アドレスが,出力したポートの MAC アドレスと誤解している 解答も散見された。ブリッジの動作原理に関して再度理解を確認してほしい。 設問 4 は,音声パケットを複製し,別サーバ宛に転送する場合,SIP による専用のセッションを使う方法に 関する問題で,正答率は高かった。(4)では,通話する相手間で交わされる SIP メッセージと,ロガーサーバ との間で交わされる SIP メッセージが同一と誤解している解答も見られた。シーケンス図の表面的なメッセー ジ名だけでなく,具体的にやり取りされるメッセージの内容にも注意してほしい。 設問 5 では,ネットワーク機能を仮想サーバで実現する取組みに関する問題で,正答率は高かった。(3)で は,ハードウェア障害に対応するための冗長化構成のコストメリットを問うたのに対し,一般論の解答が散見 された。設問の趣旨に添って明確に解答するよう心掛けてほしい。 全体として,比較的下位の層におけるネットワーク動作の理解が十分でない印象を受けた。新しい技術を用 いたネットワークで発生する問題の解決にも,基本的な動作原理の理解が必要になることもあるので,基本的 理解に基づく応用力を高めることを心掛けてほしい。
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