ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ 復習 42 問

令和元年秋・平成30年秋・平成29年秋・平成28年秋・平成27年秋の5回分(125問)を解いて 間違えた43問を、テーマ別に並べ替えたもの。ZigBee の完全同一問題(平成29年問1=平成27年問2)を 1問に統合しているので全 42 問。2回以上落としているテーマを先頭に置いている。

実施回得点ミス
令和元年秋18/25 (72%)7
平成30年秋15/25 (60%)10
平成29年秋18/25 (72%)7
平成28年秋17/25 (68%)8
平成27年秋14/25 (56%)11
計82/125 (66%)43

最優先① 無線規格(3回落とし)

ZigBee / Bluetooth / DSRC / UWB の取り違えで3回失点しています。「ZigBee=IEEE 802.15.4・低消費電力・センサ網」「最大7スレーブ=Bluetooth」の2点だけで全問取れます。

第1問令和元年秋 問15 / IoT向け無線通信

IoT 向けの小電力の無線機器で使用される無線通信に関する記述として、適切なものはどれか。
  1. BLE(Bluetooth Low Energy)は従来の Bluetooth との互換性を維持しながら、低消費電力での動作を可能にするために 5 GHz 帯を使用する拡張がなされている。
  2. IEEE 802.11ac では IoT 向けに 920 MHz 帯が割り当てられている。
  3. Wi-SUN ではマルチホップを使用して 500 m を超える通信が可能である。
  4. ZigBee では一つの親ノードに対して最大 7 個の子ノードをスター型に配置したネットワークを使用する。
正解と解説

正解:ウ

Wi-SUN(Wireless Smart Utility Network)は 920 MHz 帯を使う省電力の無線規格で、 マルチホップ(バケツリレー)によって単独の到達距離を超える通信ができる。スマートメータの検針網が代表例。

第2問平成29年秋 問1 = 平成27年秋 問2 / ZigBee

ZigBee の特徴はどれか。
ZigBee     下位層に IEEE 802.15.4、低消費電力、センサ網・スマートメータ   ← 常にこれが正解
Bluetooth  2.4GHz、マスタ1 + スレーブ最大7 のスター型(ピコネット)      ← 「最大7」はこっち
DSRC       5.8GHz、近距離、ETC
UWB        広い周波数帯にデータを拡散、近距離の映像・音楽配信
Wi-SUN     920MHz、マルチホップ、スマートメータ
  1. 2.4 GHz 帯を使用する無線通信方式であり、一つのマスタと最大七つのスレーブから成るスター型ネットワークを構成する。
  2. 5.8 GHz 帯を使用する近距離の無線通信方式であり、有料道路の料金所の ETC などで利用されている。
  3. 下位層に IEEE 802.15.4 を使用する低消費電力の無線通信方式であり、センサネットワークやスマートメータなどへの応用が進められている。
  4. 広い周波数帯にデータを拡散することによって高速な伝送を行う無線通信方式であり、近距離での映像や音楽配信に利用されている。
正解と解説

正解:ウ

⚠ 平成29年秋 問1 と平成27年秋 問2 は選択肢まで一字一句同じ問題で、2回とも落としています。 令和元年秋 問15 も含めると ZigBee 系で3失点。ここが最大の穴です。

誤答肢はすべて別の規格の説明です。4つセットで覚えてください。

最優先② ルーティングプロトコルの特徴(3回落とし)

RIP / OSPF / BGP の区別で3失点。誤答肢はほぼ必ず「他のプロトコルの特徴」なので、下の3行表を覚えるだけで消去法が成立します。

第3問平成30年秋 問5 / AS間の経路制御

インターネットにおいて、AS(Autonomous System)間の経路制御に用いられるプロトコルはどれか。
                 種別     アルゴリズム      メトリック      主な特徴
RIP / RIP-2      IGP      距離ベクトル      ホップ数        最大15ホップ、30秒ごとに更新
OSPF             IGP      リンクステート    コスト(帯域)    VLSM対応、マスク情報を伝達、エリア分割
BGP-4            EGP      パスベクタ        パス属性        AS間、ポリシで経路選択
IS-IS            IGP      リンクステート    メトリック      OSPF に近い、ISP で使われる
  1. BGP
  2. IS-IS
  3. OSPF
  4. RIP
正解と解説

正解:ア

AS 間=EGP=BGP。残り3つは全部 IGP(AS 内)です。

第4問平成29年秋 問3 / RIP-2 と OSPF の比較

二つのルーティングプロトコル RIP-2 と OSPF を比較したとき、OSPF だけに当てはまる特徴はどれか。
  1. 可変長サブネットマスクに対応している。
  2. リンク状態のデータベースを使用している。
  3. ルーティング情報の更新にマルチキャストを使用している。
  4. ルーティング情報の更新を 30 秒ごとに行う。
正解と解説

正解:イ

⚠ 令和元年秋 問3 と完全に同一問題です。令和元年では正解し、今回落としました。

設問が「OSPF だけ」なので、両方に当てはまるものを落とすのがこの問題の骨格です。

第5問平成27年秋 問4 / OSPF の仕様

IPv4 ネットワークにおける OSPF の仕様に当てはまるものはどれか。
  1. 経路選択に距離ベクトルアルゴリズムを用いる。
  2. 異なる自律システム(ルーティングドメイン)間でのルーティング情報交換プロトコルである。
  3. サブネットマスク情報を伝達する機能があり、可変長サブネットに対応している。
  4. 到達可能なネットワークは最大ホップ数 15 という制限がある。
正解と解説

正解:ウ

誤答肢が全部よそのプロトコルという、上の表さえあれば即答できる問題です。

重点③ IEEE 802.1X / EAP / RADIUS(3回落とし)

役割分担の3語(サプリカント/オーセンティケータ/認証サーバ)と、EAP の種類を押さえれば3問とも取れます。

第6問平成30年秋 問17 / EAP の種類

認証にクライアント証明書を用いるプロトコルはどれか。
EAP-TLS    サーバ証明書 + クライアント証明書      ← 唯一クライアント証明書が必須
EAP-TTLS   サーバ証明書のみ + 内側で ID/パスワード
PEAP       サーバ証明書のみ + 内側で ID/パスワード
EAP-MD5    パスワードのみ(脆弱・無線では非推奨)
EAP-FAST   PAC(共有秘密情報)を使う、Cisco 系
  1. EAP-FAST
  2. EAP-MD5
  3. EAP-TLS
  4. EAP-TTLS
正解と解説

正解:ウ

クライアント証明書が必須なのは EAP-TLS だけです。

第7問平成30年秋 問21 / 802.1X と RADIUS の役割分担

利用者認証情報を管理するサーバ 1 台と複数のアクセスポイントで構成された無線 LAN 環境を実現したい。PC が無線 LAN 環境に接続するときの利用者認証とアクセス制御に、IEEE 802.1X と RADIUS を利用する場合の標準的な方法はどれか。
   PC  ───802.1X/EAP───  アクセスポイント  ───RADIUS───  認証サーバ
   ↑                      ↑                              ↑
サプリカント        オーセンティケータ               RADIUS サーバ
                  + RADIUS クライアント
  1. PC には IEEE 802.1X のサプリカントを実装し、かつ、RADIUS クライアントの機能をもたせる。
  2. アクセスポイントには IEEE 802.1X のオーセンティケータを実装し、かつ、RADIUS クライアントの機能をもたせる。
  3. アクセスポイントには IEEE 802.1X のサプリカントを実装し、かつ、RADIUS サーバの機能をもたせる。
  4. サーバには IEEE 802.1X のオーセンティケータを実装し、かつ、RADIUS サーバの機能をもたせる。
正解と解説

正解:イ

AP は「PC から見れば認証する側(オーセンティケータ)」「RADIUS サーバから見れば問い合わせる側(RADIUS クライアント)」 という二重の立場になります。これが答え。

第8問平成28年秋 問17 / IEEE 802.1X が定めるもの

無線 LAN で使用される規格 IEEE 802.1X が定めているものはどれか。
  1. アクセスポイントが EAP を使用して、利用者を認証する枠組み
  2. アクセスポイントが認証局と連携し、パスワードをセッションごとに生成する仕組み
  3. 無線 LAN に接続する機器のセキュリティ対策に関する WPS の仕様
  4. 無線 LAN の信号レベルで衝突を検知する CSMA/CD 方式
正解と解説

正解:ア

802.1X は認証の「枠組み」であって、認証そのものの中身は EAP が担います。

重点④ WebSocket(2回落とし)

覚えることは1つだけ ──「WebSocket は HTTP の GET でハンドシェイクして始まる」。

第9問平成30年秋 問15 / WebSocket

WebSocket の説明として、適切なものはどれか。
  1. HTTP を拡張したプロトコルであり、通信メッセージは XML 形式で記述される。
  2. URI のスキームに http 又は https を使用し、HTTP や HTTPS と同じポート番号で通信する。
  3. 双方向通信を行う仕組みであり、サーバ側からもクライアントに WebSocket の接続開始を要求できる。
  4. 通信は GET メソッドで始まり、クライアントとサーバ間でハンドシェイクをして接続が確立する。
正解と解説

正解:エ

第10問平成28年秋 問15 / WebSocket

チャットアプリケーションのような Web ブラウザと Web サーバ間でのリアルタイム性の高い双方向通信に利用されている WebSocket プロトコルの特徴はどれか。
  1. Web ブラウザと Web サーバ間で双方向通信を行うためのデータ形式は XML を使って定義されている。
  2. Web ブラウザと Web サーバ間でリアルタイム性の高い通信を実現するために RTP を使用する。
  3. Web ブラウザと Web サーバとの非同期通信には XMLHttpRequest オブジェクトを利用する。
  4. Web ブラウザは最初に HTTP を使って Web サーバにハンドシェイクの要求を送る。
正解と解説

正解:エ

⚠ 平成30年秋 問15 と論点も正解記号も同じです。2回続けて落としています。

重点⑤ IPv6(2回落とし)

誤答肢が「IPv4 の話」か「逆のことを言っている」かのどちらかです。

第11問平成29年秋 問8 / IPv6 アドレス

IPv6 の IP アドレスに関する記述のうち、適切なものはどれか。
  1. IPv4 に比べてアドレスフィールドが拡張されたので、ルータでの中継処理の遅延が増加する。
  2. IP アドレスは 10 進数を用いる表記が推奨されている。
  3. 上位 96 ビットを全て 1 としたアドレスは IPv4 射影アドレスとして使用される。
  4. ホストはルータからの情報によって自分の IP アドレスを自動設定できる。
正解と解説

正解:エ

正解は SLAAC(ステートレスアドレス自動設定)。ルータが流す RA でプレフィックスを受け取り、自分で生成します。

第12問平成27年秋 問9 / IPv4 からの仕様変更

IPv6 において IPv4 から仕様変更された内容の説明として、適切なものはどれか。
  1. IP ヘッダの TOS フィールドを使用し、特定のクラスのパケットに対する資源予約ができるようになった。
  2. IP ヘッダのアドレス空間が、32 ビットから 64 ビットに拡張されている。
  3. IP ヘッダのチェックサムフィールドを追加し、誤り検出機能を強化している。
  4. IP レベルのセキュリティ機能(IPsec)である認証と改ざん検出機能のサポートが必須となり、パケットを暗号化したり送信元を認証したりすることができる。
正解と解説

正解:エ

⑥ 経路選択の計算

午後でもそのまま問われる論点。手を動かして経路のコストを並べる癖をつけてください。

第13問令和元年秋 問2 / OSPF のコスト設計

図は、OSPF を使用するルータ a〜i のネットワーク構成を示す。拠点1と拠点3の間の通信は WAN1 を、拠点2と拠点3の間の通信は WAN2 を通過するようにしたい。x と y に設定するコストとして、適切な組合せはどれか。ここで、図中の数字は OSPF コストを示す。
[リンクとコスト]
  拠点1 ─ a
  拠点2 ─ c
      a ─ b : 30        a ─ d : 40
      c ─ b : 50        c ─ d : 40
      b ─ e : 100  (WAN1)
      d ─ g : 100  (WAN2)
      e ─ f : 40        e ─ h : 30
      g ─ f : x         g ─ h : y
      f ─ i : 10        h ─ i : 10
  i ─ 拠点3
  1. x = 20 , y = 20
  2. x = 30 , y = 30
  3. x = 40 , y = 40
  4. x = 50 , y = 50
正解と解説

正解:イ

「WAN1 を通したい側」と「WAN2 を通したい側」の両方から不等式を立てて挟み撃ちにします。

① 拠点1→拠点3 は WAN1 経由を安くしたい

WAN1 経由: a-b(30) + WAN1(100) + e-h(30) + h-i(10) = 170
WAN2 経由: a-d(40) + WAN2(100) + min(x,y)  + 10    = 150 + min(x,y)

      170 < 150 + min(x,y)   →   min(x,y) > 20

② 拠点2→拠点3 は WAN2 経由を安くしたい

WAN1 経由: c-b(50) + WAN1(100) + 30 + 10 = 190
WAN2 経由: c-d(40) + WAN2(100) + min(x,y) + 10 = 150 + min(x,y)

      150 + min(x,y) < 190   →   min(x,y) < 40

③ 合わせる

20 < x, y < 40 を満たすのは 30 だけ。

第14問平成28年秋 問13 / 最長一致法

図のようなルータ 6 台から成るネットワークにおいて、宛先 IP アドレス 10.100.100.1 の IP パケットをルータ Y から受け取ったルータ Z は、どのルータに転送するか。ここで、ルータ Z は次に示すルーティングテーブルを用い、最長一致法(longest-match algorithm)によってルーティングするものとする。
宛先アドレスサブネットマスクネクストホップ接続先
10.0.0.0255.0.0.0192.168.1.254ルータA
10.64.0.0255.224.0.0192.168.2.254ルータB
10.96.0.0255.252.0.0192.168.3.254ルータC
10.128.0.0255.128.0.0192.168.4.254ルータD
0.0.0.00.0.0.0192.168.0.1ルータY
  1. ルータ A
  2. ルータ B
  3. ルータ C
  4. ルータ D
正解と解説

正解:ア

マスクは必ずアドレス範囲に直してから照合します。暗算で「10.100 だから 10.96 系だろう」と決めるのが失点の正体です。

10.0.0.0   /8  (255.0.0.0)    → 10.0.0.0  〜 10.255.255.255   ○ 該当
10.64.0.0  /11 (255.224.0.0)  → 10.64.0.0 〜 10.95.255.255    × (100 > 95)
10.96.0.0  /14 (255.252.0.0)  → 10.96.0.0 〜 10.99.255.255    × (100 > 99)  ← 最大の引っかけ
10.128.0.0 /9  (255.128.0.0)  → 10.128.0.0〜10.255.255.255    × (100 < 128)
0.0.0.0    /0                 → デフォルト                    ○ 該当

該当するのは /8 と /0 の2つ → 長い方の /8 を採用
→ ネクストホップ 192.168.1.254 = ルータA

/14 は第2オクテットの上位6ビットが固定なので 96〜99 まで。100 は入りません。

⑦ アドレッシング

AND 演算に落として機械的に処理する。

第15問令和元年秋 問6 / CIDR

IPv4 のアドレス割当てを行う際に、クラス A〜C といった区分にとらわれずに、ネットワークアドレス部とホストアドレス部を任意のブロック単位に区切り、IP アドレスを無駄なく効率的に割り当てる方式はどれか。
  1. CIDR
  2. DHCP
  3. DNS
  4. NAPT
正解と解説

正解:ア

CIDR(Classless Inter-Domain Routing)。「クラスにとらわれず」=classless がそのままキーワード。

第16問平成27年秋 問13 / ホストアドレスの算出

ネットワークに接続されているホストの IP アドレスが 212.62.31.90 で、サブネットマスクが 255.255.255.224 のとき、ホストアドレスはどれか。
  1. 10
  2. 26
  3. 90
  4. 212
正解と解説

正解:イ

マスク 255.255.255.224 → /27、第4オクテットのホスト部は下位5ビット

  第4オクテット  90 = 0101 1010
  ホスト部マスク      0001 1111   (255-224 = 31)
  AND              = 0001 1010 = 26

[別解]ネットワークアドレスの第4オクテットは 64(32の倍数で90以下)
        90 − 64 = 26

⑧ アプリケーション層プロトコル

方向(どちらから接続するか)とポート番号が論点。

第17問令和元年秋 問13 / FTP の PASV / PORT

FTP を使ったファイル転送でクライアントが使用するコマンドのうち、データ転送用コネクションをクライアント側から接続するために、サーバ側のデータ転送ポートを要求するものはどれか。
  1. ACCT
  2. MODE
  3. PASV
  4. PORT
正解と解説

正解:ウ

「どちらから接続しに行くか」が全てです。設問は「クライアント側から接続する」=パッシブモード。

PASV(パッシブ)… サーバが待ち受けポートを通知 → クライアントから接続しに行く   ← 設問はこれ
PORT(アクティブ)… クライアントが自分のポートを通知 → サーバから接続しに来る

※ 名前の直感と逆になりやすい。「PASV はサーバが受け身」と覚える。
   ACCT = アカウント情報、MODE = 転送モード指定。

第18問平成30年秋 問14 / URL とポート番号

Web ブラウザで URL に https://ftp.example.jp/index.cgi?port=123 と指定したときに、Web ブラウザが接続しにいくサーバの TCP ポート番号はどれか。
  1. 21
  2. 80
  3. 123
  4. 443
正解と解説

正解:エ

引っかけが三重に仕込まれています。惑わされずスキームだけを見ます。

https://      → スキームが https なので 443                 ← これだけが答えの根拠
ftp.          → ただのホスト名。FTP(21) とは無関係
?port=123     → クエリ文字列(CGI への引数)。ポート指定ではない
                ポートを指定するなら https://ftp.example.jp:123/ と書く

第19問平成27年秋 問1 / DNS リソースレコード

DNS の資源レコード(リソースレコード、RR)に関する記述のうち、適切なものはどれか。
  1. CNAME レコードは、他の DNS サーバのキャッシュ領域に情報を残す許可時間や、ゾーン情報の更新をチェックする間隔などを指定するレコードである。
  2. MX レコードは、電子メールの送り先となるサーバの IP アドレスを指定するレコードである。
  3. NS レコードは、そのゾーン自身や下位ドメインに関する DNS サーバのホスト名を指定するレコードである。
  4. PTR レコードは、名前に対応する IP アドレスを指定するレコードである。
正解と解説

正解:ウ

A      名前   → IPv4アドレス
AAAA   名前   → IPv6アドレス
PTR    IPアドレス → 名前(逆引き)
CNAME  名前   → 別名(正規名)
MX     ドメイン → メールサーバの「ホスト名」+プリファレンス値(小さいほど優先)
NS     ゾーン → ネームサーバの「ホスト名」
SOA    ゾーンの管理情報(シリアル、リフレッシュ、TTL など)

第20問平成29年秋 問10 / UDP を使うプロトコル

UDP を使用するプロトコルはどれか。
  1. DHCP
  2. FTP
  3. HTTP
  4. SMTP
正解と解説

正解:ア

✅ この問題は平成27年秋 問11 で同一問題が出題され、そちらは正解できています。復習が効いた実例です。

DHCP はまだ IP アドレスを持たない端末がブロードキャストで探すところから始まるので、TCP のコネクションが張れません。だから UDP(67/68)。

⑨ 下位層とTCP

TCP のウィンドウサイズは午後の計算の土台です。

第21問平成28年秋 問12 / TCP のウィンドウサイズ

TCP ヘッダ中のウィンドウサイズの説明として、適切なものはどれか。
  1. 受信エラー時の再送に備えて送信側が保持しているデータのサイズを受信側に知らせるために使用される。
  2. 受信側からの確認応答を待たずに、データを続けて送信できるかどうかの判断に使用される。
  3. 送信側と受信側の最適なバッファサイズを接続開始時のハンドシェイクで決定するために使用される。
  4. 複数セグメントから成るデータの送信時、後続するセグメント数を受信側に知らせるために使用される。
正解と解説

正解:イ

ウィンドウサイズ=受信側が広告する受信バッファの空き容量。送信側はこのサイズ分まで ACK を待たずに送れます。

午後につながる要点
ここから午後の定番計算式が出てきます。
実効スループット = min( 回線帯域 , ウィンドウサイズ ÷ RTT )

「1Gbps の回線なのに速度が出ない」→ ウィンドウサイズ ÷ RTT が効いている、が午後の定番の流れ。

第22問平成30年秋 問2 / CSMA 方式

CSMA/CA や CSMA/CD の LAN の制御に共通している CSMA 方式に関する記述として、適切なものはどれか。
  1. キャリア信号を検出し、データの送信を制御する。
  2. 送信権をもつメッセージ(トークン)を得た端末がデータを送信する。
  3. データ送信中に衝突が起こった場合は、直ちに再送を行う。
  4. 伝送路が使用中でもデータの送信はできる。
正解と解説

正解:ア

Carrier Sense Multiple Access ── 名前そのものが答えです。

第23問平成30年秋 問6 / ARP とレイヤ2スイッチの役割

図のような 2 台のレイヤ 2 スイッチ、1 台のルータ、4 台の端末から成る IP ネットワークで、端末 A から端末 C に通信を行う際に、送付されるパケットの宛先 IP アドレスである端末 C の IP アドレスと、端末 C の MAC アドレスとを対応付けるのはどの機器か。ここで、ルータ Z においてプロキシ ARP は設定されていないものとする。
                 ルータZ
                ╱       ╲
      レイヤ2スイッチX   レイヤ2スイッチY
        ╱      ╲          ╱      ╲
    端末A    端末B     端末C    端末D
  1. 端末 A
  2. ルータ Z
  3. レイヤ 2 スイッチ X
  4. レイヤ 2 スイッチ Y
正解と解説

正解:イ

「IP と MAC を対応付ける=ARP を出す」のは誰か、という問題です。

端末A : 端末C の IP は自分のセグメント外 → デフォルトGW(ルータZ) の MAC 宛に送る
        ※ A は C の MAC を知らないし、知る必要もない
ルータZ: C 側セグメントへ転送するため、C の IP に対して ARP を出す → C の MAC を得る   ★これ
スイッチX,Y: L2スイッチは MAC しか見ない。IP と MAC の対応付けは一切行わない

但し書きの「プロキシARPは設定されていない」は、設定されていればルータ Z が自分の MAC を代理応答してしまい 話が変わるために置かれています。

第24問平成27年秋 問6 / HDLC のフラグシーケンス

HDLC 手順で用いられるフレーム中のフラグシーケンスの役割として、適切なものはどれか。
  1. 受信確認を待たずに複数フレームの送信を可能にする。
  2. フレームの開始と終了を示す。
  3. フレームの転送順序を制御する。
  4. フレームの伝送誤りを検出する。
正解と解説

正解:イ

フラグシーケンスは 01111110 という固定ビット列で、フレームの区切りを示すだけです。

[HDLC フレーム]
 フラグ | アドレス | 制御部 | 情報部 | FCS | フラグ
01111110                                   01111110
   ↑                  ↑                ↑
 開始/終了       N(S)/N(R) で          伝送誤り検出
 (設問の答え)  順序制御・ウィンドウ制御

第25問平成27年秋 問3 / OSI トランスポート層

OSI 基本参照モデルのトランスポート層の機能として、適切なものはどれか。
  1. 経路選択機能や中継機能をもち、透過的なデータ転送を行う。
  2. 情報をフレーム化し、伝送誤りを検出するためのビット列を付加する。
  3. 伝送をつかさどる各種通信網の品質の差を補完し、透過的なデータ転送を行う。
  4. ルータにおいてパケット中継処理を行う。
正解と解説

正解:ウ

トランスポート層は「下位の通信網がどんな品質でも、上位には一定品質に見せる」層。品質の差を補完がキーワードです。

⑩ セキュリティ(分野別の最大弱点・9問)

5年間でこの分野だけで9失点。用語の対応表を作れば取れるものがほとんどです。

第26問平成30年秋 問16 / DoS 攻撃の分類

ICMP Flood 攻撃に該当するものはどれか。
  1. HTTP GET リクエストを繰り返し送ることによって、攻撃対象のサーバにコンテンツ送信の負荷を掛ける。
  2. ping コマンドを用いて大量の要求パケットを発信することによって、攻撃対象のサーバに至るまでの回線を過負荷にしてアクセスを妨害する。
  3. コネクション開始要求に当たる SYN パケットを大量に送ることによって、攻撃対象のサーバに、接続要求ごとに応答を返すための過大な負荷を掛ける。
  4. 大量の TCP コネクションを確立し、攻撃対象のサーバに接続を維持させ続けることによって、リソースを枯渇させる。
正解と解説

正解:イ

ICMP = ping。4つの選択肢がそのまま4種類の DoS 攻撃の定義になっています。

ICMP Flood      … ping を大量に                        ← 正解
HTTP GET Flood  … HTTP GET を大量に
SYN Flood       … SYN を大量に(ハーフオープンを溜める)
Slow HTTP DoS   … コネクションを維持し続けて枯渇させる

第27問平成30年秋 問18 / HSTS

Web サイトが Web ブラウザに対して、指定された期間において、当該 Web サイトへのアクセスを https で行うように指示する HTTP レスポンスヘッダフィールドはどれか。
  1. Content-Security-Policy
  2. Strict-Transport-Security
  3. X-Content-Type-Options
  4. X-XSS-Protection
正解と解説

正解:イ

HSTS(HTTP Strict Transport Security)。max-age で「指定された期間」を表すのがそのまま設問の文言。

Strict-Transport-Security  以後 max-age 秒は必ず https で来い(HSTS)   ← 正解
Content-Security-Policy    読み込んでよいスクリプト等の出所を制限(XSS対策)
X-Content-Type-Options     MIME スニッフィングの抑止(nosniff)
X-XSS-Protection           ブラウザの XSS フィルタ制御(現在は非推奨)

第28問平成30年秋 問20 / TLS

TLS に関する記述のうち、適切なものはどれか。
  1. TLS で使用する Web サーバのディジタル証明書には IP アドレスの組込みが必須なので、Web サーバの IP アドレスを変更する場合は、ディジタル証明書を再度取得する必要がある。
  2. TLS で使用する共通鍵の長さは、128 ビット未満で任意に指定する。
  3. TLS で使用する個人認証用のディジタル証明書は、IC カードにも格納することができ、利用する PC を特定の PC に限定する必要はない。
  4. TLS は Web サーバと特定の利用者が通信するためのプロトコルであり、Web サーバへの事前の利用者登録が不可欠である。
正解と解説

正解:ウ

第29問平成28年秋 問16 / SAML

SAML(Security Assertion Markup Language)の説明として、最も適切なものはどれか。
  1. Web サービスに関する情報を広く公開し、それらが提供する機能などを検索可能にするための仕様
  2. 権限がない利用者による傍受、読取り、改ざんから電子メールを保護して送信するための仕様
  3. ディジタル署名に使われる鍵情報を効率よく管理するための Web サービスの仕様
  4. 認証情報に加え、属性情報とアクセス制御情報を異なるドメインに伝達するための Web サービスの仕様
正解と解説

正解:エ

SAML はシングルサインオン(SSO)の基盤。キーワードは「異なるドメインに認証情報を伝達」。

第30問平成28年秋 問18 / NTP 増幅型 DDoS

NTP を使った増幅型の DDoS 攻撃に対して、NTP サーバが踏み台にされることを防止する対策として、適切なものはどれか。
  1. NTP サーバの設定変更によって、NTP サーバの状態確認機能(monlist)を無効にする。
  2. NTP サーバの設定変更によって、自ネットワーク外の NTP サーバへの時刻問合せができないようにする。
  3. ファイアウォールの設定変更によって、NTP サーバが存在するネットワークのブロードキャストアドレス宛てのパケットを拒否する。
  4. ファイアウォールの設定変更によって、自ネットワーク外からの、NTP 以外の UDP サービスへのアクセスを拒否する。
正解と解説

正解:ア

monlist は直近600件のクライアント一覧を返すコマンドで、小さな要求に対して巨大な応答を返します。 これが増幅(amplification)の源なので、無効化が直接の対策になります。

「踏み台にされる側を止める」=自サーバの余計な応答機能を切る、という視点で選ぶと迷いません。

第31問平成28年秋 問20 / ファイアウォールのポート設定

社内ネットワークとインターネットの接続点に、ステートフルインスペクション機能をもっていない、静的なパケットフィルタリング型のファイアウォールを設置している。このネットワーク構成において、社内の PC からインターネット上の SMTP サーバに電子メールを送信できるようにするとき、ファイアウォールで通過許可とする TCP パケットのポート番号の組合せはどれか。
  1. PC→SMTPサーバ:送信元 25/宛先 1024以上  SMTPサーバ→PC:送信元 1024以上/宛先 25
  2. PC→SMTPサーバ:送信元 110/宛先 1024以上  SMTPサーバ→PC:送信元 1024以上/宛先 110
  3. PC→SMTPサーバ:送信元 1024以上/宛先 25  SMTPサーバ→PC:送信元 25/宛先 1024以上
  4. PC→SMTPサーバ:送信元 1024以上/宛先 110  SMTPサーバ→PC:送信元 110/宛先 1024以上
正解と解説

正解:ウ

原則は「サーバ側が若い番号(ウェルノウン)、クライアント側が1024以上(エフェメラル)」。 ステートフルでないので戻りの通信も明示的に許可する必要があり、行きと戻りで送信元・宛先が入れ替わります。

PC → SMTPサーバ : 送信元 1024以上(エフェメラル)  宛先 25
SMTPサーバ → PC : 送信元 25                        宛先 1024以上

※ 110 は POP3(受信用)。今回は「送信」なので無関係 → イ・エは即脱落。
   ア は 25 と 1024以上 が逆。

第32問平成29年秋 問16 / ウイルス検出手法

ウイルスの検出手法であるビヘイビア法を説明したものはどれか。
  1. あらかじめ特徴的なコードをパターンとして登録したウイルス定義ファイルを用いてウイルス検査対象と比較し、同じパターンがあれば感染を検出する。
  2. ウイルスに感染していないことを保証する情報をあらかじめ検査対象に付加しておき、検査時に不整合があれば感染を検出する。
  3. ウイルスの感染が疑わしい検査対象を、安全な場所に保管されている原本と比較し、異なっていれば感染を検出する。
  4. ウイルスの感染や発病によって生じるデータの読込みと書込み動作や通信などを監視して、感染を検出する。
正解と解説

正解:エ

ビヘイビア=behavior=振る舞い。4つの選択肢がそのまま4手法の定義です。

パターンマッチング法      定義ファイルと照合                      (ア)
インテグリティチェック法  完全性情報を付加しておき不整合を検出     (イ)
コンペア法                安全な原本と比較                        (ウ)
ビヘイビア法              挙動(読み書き・通信)を監視            (エ)← 正解

第33問平成27年秋 問18 / リバースプロキシの効果

プロキシサーバ又はリバースプロキシサーバを新たに DMZ に導入するセキュリティ強化策のうち、導入によるセキュリティ上の効果が最も高いものはどれか。
  1. DMZ 上の公開用 Web サーバとしてリバースプロキシサーバを設置し、その参照先の Web サーバを、外部からアクセスできない別の DMZ に移設することによって、外部の PC との通信におけるインターネット上での盗聴を防ぐ。
  2. DMZ 上の公開用 Web サーバとしてリバースプロキシサーバを設置し、その参照先の Web サーバを、外部からアクセスできない別の DMZ に移設することによって、外部から直接 Web サーバのコンテンツが改ざんされることを防ぐ。
  3. 社内 PC からインターネット上の Web サーバにアクセスするときの中継サーバとしてプロキシサーバを DMZ に設置することによって、参照先の Web サーバと社内 PC 間の通信におけるインターネット上での盗聴を防ぐ。
  4. 社内 PC からインターネット上の Web サーバにアクセスするときの中継サーバとしてプロキシサーバを DMZ に設置することによって、参照するコンテンツのインターネット上での改ざんを防ぐ。
正解と解説

正解:イ

理屈ひとつで3択を落とせます。プロキシは経路上の暗号化をしないので、「インターネット上での盗聴・改ざん」は防げません (それは TLS の仕事)。ア・ウ・エはすべてそう主張しているので脱落。

残るイ=本体の Web サーバを外部から到達できない場所に隠す。これがリバースプロキシの本来の効果です。

第34問平成27年秋 問20 / OS コマンドインジェクション

Web アプリケーションの脆弱性を悪用する攻撃手法のうち、Web ページ上で入力した文字列が Perl の system 関数や PHP の exec 関数などに渡されることを利用し、不正にシェルスクリプトや実行形式のファイルを実行させるものは、どれに分類されるか。
  1. HTTP ヘッダインジェクション
  2. OS コマンドインジェクション
  3. クロスサイトリクエストフォージェリ
  4. セッションハイジャック
正解と解説

正解:イ

system() / exec() = OS のコマンドを実行する関数。そこに入力が渡る → OS コマンドインジェクション。

⑪ ネットワーク以外の枠(毎回5〜8問出る)

午前Ⅱ25問のうち4〜6問がこの枠。知らなければ落とすだけの暗記問題が多く、コストパフォーマンスが高い領域です。

第35問令和元年秋 問22 / 命令レジスタ

図はプロセッサによってフェッチされた命令の格納順序を表している。a に該当するプロセッサの構成要素はどれか。
  主記憶  ──→  [   a   ]  ──→  命令デコーダ
  1. アキュムレータ
  2. データキャッシュ
  3. プログラムレジスタ(プログラムカウンタ)
  4. 命令レジスタ
正解と解説

正解:エ

主記憶から取り出した命令そのものを一時的に置く場所が命令レジスタ。そこから命令デコーダが解読します。

第36問令和元年秋 問24 / UML ユースケース図

UML のユースケース図の説明はどれか。
  1. 外部からのトリガに応じて、オブジェクトの状態がどのように遷移するかを表現する。
  2. クラスと関連から構成され、システムの静的な構造を表現する。
  3. システムとアクタの相互作用を表現する。
  4. データの流れに注目してシステムの機能を表現する。
正解と解説

正解:ウ

ユースケース図=アクタ(利用者・外部システム)とシステムの関わりを描く図。

第37問令和元年秋 問25 / SD カードの著作権保護

SD メモリカードに使用される著作権保護技術はどれか。
  1. CPPM(Content Protection for Pre-Recorded Media)
  2. CPRM(Content Protection for Recordable Media)
  3. DTCP(Digital Transmission Content Protection)
  4. HDCP(High-bandwidth Digital Content Protection)
正解と解説

正解:イ

SD カードは記録できるメディア → Recordable → CPRM。略語の展開がそのまま答えです。

CPRM  Recordable     記録メディア(SDカード、DVD-R/RW など)  ← 正解
CPPM  Pre-recorded   あらかじめ記録済み(DVD-Audio など)
DTCP  Transmission   伝送路(IEEE1394、DTCP-IP など)
HDCP  High-bandwidth 表示系の伝送路(HDMI / DVI)

第38問平成29年秋 問22 / MLC フラッシュメモリ

MLC(Multi-Level Cell)フラッシュメモリの特徴として、適切なものはどれか。
  1. コンデンサに蓄えた電荷を用いて、データを記憶する。
  2. 電気抵抗の値を用いて、データを記憶する。
  3. 一つのメモリセルに 2 ビット以上のデータを記憶する。
  4. フリップフロップを利用して、データを記憶する。
正解と解説

正解:ウ

Multi-Level Cell = 1セルに多値を詰める方式。

SLC  Single-Level Cell  1セル 1ビット   高速・長寿命・高価
MLC  Multi-Level Cell   1セル 2ビット   ← 正解(広義には「2ビット以上」)
TLC  Triple-Level Cell  1セル 3ビット
QLC  Quad-Level Cell    1セル 4ビット   安価・低寿命

ア コンデンサの電荷 → DRAM
イ 電気抵抗         → ReRAM(抵抗変化型)
エ フリップフロップ → SRAM

第39問平成29年秋 問23 / 待ち行列(M/M/1)

複数台の PC で 1 台のプリンタを共有するシステムがある。このプリンタに対する平均印刷要求回数が毎分 1 回のとき、このプリンタの平均印刷時間(印刷を要求してから終了するまでの時間)は何秒か。ここで、プリンタは、平均が 15 秒の指数分布に従う時間で印刷要求を処理するものとし、プリンタに対する印刷要求はポアソン分布に従うものとする。
  1. 15
  2. 18
  3. 20
  4. 30
正解と解説

正解:ウ

「ポアソン到着+指数サービス+窓口1つ」= M/M/1 待ち行列。公式一本で解けます。

平均サービス時間  Ts = 15 秒
到着率            λ  = 毎分1回 = 1/60 件/秒
利用率            ρ  = λ × Ts = 15 / 60 = 0.25
平均応答時間      W  = Ts ÷ (1 − ρ) = 15 ÷ 0.75 = 20 秒
午後でも使います
W = Ts / (1 − ρ) は暗記必須。午後でもサーバや回線の応答時間見積りで登場します。 「設問の “平均印刷時間” は待ち時間込みの応答時間」という読み替えもポイント。

第40問平成28年秋 問24 / V字モデル

システム開発で行うテストについて、テスト要求事項を定義するアクティビティと対応するテストの組合せのうち、適切なものはどれか。
  1. システム方式設計→運用テスト / ソフトウェア方式設計→システム結合テスト / ソフトウェア詳細設計→ソフトウェア結合テスト
  2. システム方式設計→運用テスト / ソフトウェア方式設計→ソフトウェア結合テスト / ソフトウェア詳細設計→ソフトウェアユニットテスト
  3. システム方式設計→システム結合テスト / ソフトウェア方式設計→ソフトウェア結合テスト / ソフトウェア詳細設計→ソフトウェアユニットテスト
  4. システム方式設計→システム結合テスト / ソフトウェア方式設計→ソフトウェアユニットテスト / ソフトウェア詳細設計→ソフトウェア結合テスト
正解と解説

正解:ウ

V 字モデルは「細かい設計ほど細かいテスト」で対応します。

  要件定義            ←──→  運用テスト
  システム方式設計    ←──→  システム結合テスト
  ソフトウェア方式設計 ←──→  ソフトウェア結合テスト
  ソフトウェア詳細設計 ←──→  ソフトウェアユニットテスト
          \  コーディング  /

第41問平成27年秋 問22 / RAID の方式

パリティ専用の磁気ディスク装置をもち、ブロック単位のストライピングを行う RAID の方式はどれか。
  1. RAID1
  2. RAID3
  3. RAID4
  4. RAID5
正解と解説

正解:ウ

2軸で絞ります。「専用パリティ」で 3 か 4、「ブロック単位」で 4 に確定。

RAID0  ストライピングのみ(冗長性なし)
RAID1  ミラーリング
RAID3  ビット/バイト単位ストライピング + パリティ専用ディスク
RAID4  ブロック単位ストライピング       + パリティ専用ディスク   ← 正解
RAID5  ブロック単位ストライピング       + パリティを全ディスクに分散
RAID6  RAID5 + パリティ2重化(2台まで故障に耐える)

第42問平成27年秋 問24 / is-a 関係

オブジェクト間の is-a 関係を表す図はどれか。
  1. 画像 ─ 拡大 / 縮小
  2. 社員 ─ 氏名 / 生年月日
  3. 自動車 ─ 乗用車 / トラック
  4. 電話機 ─ 受話器 / プッシュボタン
正解と解説

正解:ウ

is-a=「〜は〜の一種である」=汎化/継承。「乗用車 is a 自動車」が成立します。

is-a    (汎化・継承)  「乗用車は自動車の一種」      ← 正解ウ
part-of (集約・包含)  「受話器は電話機の一部」      → エ
属性                    「氏名は社員の属性」          → イ
操作(メソッド)        「拡大は画像に対する操作」    → ア